こんにちは！トランペット吹きのふじけんです。
ジャズに興味がある方で
セッションに参加してみたいと思う方は
多いのではないでしょうか。
ジャズセッションなどは
かなり敷居が高いように思えますが
一度思い切って飛び込んでみると
歓迎されることが多いです。
プロミュージシャンでも
初めてがあるように
どんな人も初心者の段階を経て
今に至っています。
今回はジャズ好きな方
興味があり始めてみたいという方向けに
セッション参加の方法や
おすすめの入門曲などをご紹介していこうと思います。
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セッションとは
用意された楽譜やアレンジなどの枠を超え
即興で演奏を楽しむことと言われています。
「ジャムセッション」や「アドリブ」と
呼ばれることもあり
ジャズに限らずロックやファンクなどの
音楽ジャンルでも親しまれている用語です。
コード進行などある
程度定められた枠内であれば
自由度の高い演奏ができ
同じ楽曲でも演奏者によって
雰囲気が変わるなどの楽しみがあります。
ジャズセッションへの参加方法
ジャズバーやライブハウスなどでは
「オープンジャムセッション」と呼ばれる
イベントを開催していることがあり
そこでは初心者でも参加歓迎といったことがあります。
入場料はワンドリンク込みで
2000円～3000円程度の価格が設定されており
入場時にどのような楽曲を演奏できるか聞かれます。
その際に初心者ですということも伝えると
セッションの企画者も場を調整しやすくなります。
入場後は楽器の準備などをしたりしながら待機し
企画者に呼ばれステージへ立つことになります。
もちろんお酒を飲むことができますので
ご自身の緊張のほぐし方に合わせて
待機されるのがよいです。
そして、いざ本番！
初めての場合は音を間違えたり
アドリブの切り方のタイミングを間違えてしまったりなどの
ハプニングが起きやすいですが
そこは気にせず楽しむのが一番です。
ジャズセッションおすすめの入門曲
「ジャズスタンダードバイブル」と呼ばれる
いわゆるジャズセッションを行う人が
必ずと言ってもいいほど所持している楽曲集があります。
そこに掲載されている楽曲でおすすめの入門曲を紹介します。
Autumn Leaves（枯葉）
ジャズセッション初心者が
まず最初に演奏する曲なのでは？
というくらいに定番曲である
「Autumn Leaves」
元々はフランス語で歌われていたシャンソンを
アメリカに持ち込んだ際に親しみやすくするために
アレンジされた楽曲です。
歌曲でもあるのでボーカリストを混ぜて
セッションを行うこともできるので
さまざまな楽しみ方ができますし
曲としても非常に演奏しやすいので
おススメの入門曲と言えます。
Just friends
「Autumn Leaves」よりはテンポが速く
軽快な曲調が特徴の楽曲です。
しかし、歌詞は分かれた恋人同士が
もう元の関係には戻れないという
内容が込められている失恋ソングです。
Someday my prince will come (いつか王子様が)
ディズニー映画「白雪姫」の劇中で
歌われている楽曲です。
こういった映画などの作品で使われた楽曲が
ジャズの定番曲として演奏されることが多く
ほかにもサウンド・オブ・ミュージックの
劇中歌「My Favorite Things」などのワルツも
好んで演奏されます。
今回選んだ楽曲はただ演奏しやすいだけで
ピックアップしたわけではなく
プロのミュージシャンによるアドリブソロが
多く音源に残っているためチョイスしました。
上手くなる過程では
やはりプロの真似をすることが一番なので
憧れの奏者を見つけ
その方のアドリブソロを真似するのが
上達の近道でもあります。
奏者によってたとえば
有名なジャズトランペット奏者マイルス・デイヴィスは
彼のアドリブソロを譜面に起こした楽曲集なども
発売されているのでそこから学んでみるのもオススメです。
まとめ
ジャズはアドリブソロの演奏や
セッションの雰囲気から
どうしても敷居が高い印象を持たれがちです。
しかし、一度でもセッションの楽しみを味わえれば
のめり込めること間違いなしです。
奏者によって
さまざまなアレンジが楽しめるセッションに
ぜひ挑戦してみてください。
