【初心者向け】作詞の書き方/つくり方

 

はじめまして。ライターの会田です。

記念すべき1記事目ですが、「作詞」について初心者の方や改めて知りたいという方向けにご紹介しようと思います。
これを機にぜひ作詞に前向きになってください!

 

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サウンドハウス

作詞ってそもそも何?

 

そもそも作詞とはなんぞやという疑問について。

本来作詞というものは専門の職業として確立されているもので、現在も 作詞/作曲家 のプロの方は多く活躍されています。

 

 

しかし、近年の音楽ブームに旋風を巻いているのが「シンガーソングライター」や「バンド」です。

特にシンガーソングライター。彼等の特徴といえば名前にもある通りライター、つまり作詞を自ら行っていることです。

全てのアーティストに当てはまるわけではありませんが、多くのアーティストは自ら詞を書き自ら歌い奏でる というスタイルです。

 

ここで注目して欲しいのが、

彼等は作詞の専門家ではないのに作詞をしている 

という点。

もちろん作詞について本格的に学んだ上でシンガーソングライターをしているアーティストもいるでしょう。

でもそうでないアーティストもいるでしょう。

つまり、端的に言ってしまうと「作詞はプロじゃなくても出来る」ということです。

いまこの記事を見ているあなたも出来るんです。

 

…とまぁここまでは前書きとしましょう。

何が言いたかったのかというと 作詞というものは特別難しいことではなく誰にでも出来ることだということです。

もっと言ってしまえばシンガーソングライターが作詞のハードルを下げたと言っても過言ではないでしょう。

 

見出しに戻って「作詞」とは。

 

詩は音楽にならなかった言葉であり、音楽は言葉にならなかった詩である。

ーヘルマン・ヘッセ

 

こちらはドイツの小説家・詩人でノーベル文学賞を受賞しているヘルマン・ヘッセの言葉です。

作詞ってなんだろう、音楽ってなんだろう、と調べることは出来ますが果たして本質を知ることはできるでしょうか。

そもそも作詞や音楽そのものに真意や明確な答えなんてないと私は思っています。

音を楽しむのが音楽であって、その形は十人十色であって良いと。

ヘルマン・ヘッセの言葉は私にとって違和感なく腑に落ちた言葉でした。

ご紹介したい名言は他にもたくさんあるのですが、またの機会に…!

 

軽いまとめ。

  • 作詞は誰にでも出来る
  • 作詞は言葉にならなかった詩である

 

難しいく書いてしまいましたが、作詞に難しい意味はないですし絶対的なルールもありません。

これを踏まえた上で実際に詞を書いていきましょう。

 

詞の書き方

 

先に述べたように、作詞にルールや条件などは基本的にありません。

初めは難しいですが思うがままに書いていいんです。

 

ここではメジャーな書くまでのルート(道)を2つ紹介します。ご参考までに。

 

 

「物語を考える」

 

ここ最近話題のアーティストを例に挙げると、ヨルシカ ずっと真夜中でいいのに。 YOASOBIといったアーティストは歌詞に物語性があることで話題になっています。

歌詞がそもそも小説のように物語になっているタイプです。

 

普段から小説を読むのが好きだったり物語を考えるのが好きな方は、歌詞としてではなくまず物語 を考えるところから始めてみましょう。

しかし曲には限度はないもののある程度の尺は決まっています。物語として書いた文字全てを歌詞にすることはできないので、いくつかをピックアップしましょう。

 

これも例ですが、「物語のキーワード」「場所、時間、季節」などを抜き取ってみましょう。

それから歌詞は唄われるものなので一人称や視点も重要です。

あとは曲の1番、2番、ラスサビと3分割して起承転結をつけるとなお物語感がつくのではないでしょうか。

 

 

「メッセージ」

 

おもにバンドやアイドルに多いのがリスナーにむけたメッセージタイプ。

聞いているだけで元気になったり勇気付けられたり、なにかと耳にすることが多いタイプだと思います。

 

頑張って!負けるな!

とありきたりに聞こえる言葉も歌詞になると言葉以上のものが伝わるのが歌詞の素敵なところです。

もっと具体的な言葉遣いもいいと思います。

 

例えば、「転ぶ」という言葉から連想させると…

 

「転んでも前を向いて」

「ちょっとの段差で転んでも大丈夫」

「たまには転んだっていいじゃない」

 

などなど、歌詞に乗せて歌えばきっと誰かの胸に届いてくれますよ。

 

サウンドハウス

曲にしよう!

 

 

え!?もう?

と思っているそこのあなた、落ち着いてください。

 

ここでは、詞や曲を作って完成にするまでの過程をご紹介します。

 

主に言われているものは

作詞したものにメロディをつける、作詞が先という意味の「詞先」

メロディやコードやリズムを踏まえて詞を書く、曲が先という意味の「曲先」

この二つです。

 

例外としてどっちが先とか関係なく同時進行で作詞作曲をする方も世の中にはいます。頭の中を除いてみたいですね()

 

説明も特に深くはないのですが

詞先の場合、その詞は明るいのか暗いのか、早いのか遅いのか、と詞だけの状態にはない情報を加えていきます。

 

例えば

 

夏祭りにみた花火、となりにいるのは大好きな人、一緒に見た儚く散る花火、帰り際はゆっくりと手をつないで歩いた、

 

というような詞でしたらどんな曲がいいでしょうか?

 

もちろん正解はありませんし好きなようにイメージしてくださいね。

 

夏だから明るくてお祭りの賑やかさがあって…

花火が散る様は静かになるかな…

2人きりでゆっくり過ごしているからテンポはゆっくりかな…

 

こんな感じの大雑把さで大丈夫です。

 

詞に限らず言えることですが、イメージをすることってとても大事です。

ぜひあなたも想像力を膨らませていきましょう!

 

 

まとめ

 

いざ作詞をしようと机に向かっても何も言葉が出てこないなんてこと、あります。

普段からスマホのメモにふと浮かんだ言葉をメモしたり、語彙力を養うために様々な小説を読んでみたり。

 

作詞をする切り口は日常の何気ないところに潜んでいます。

ポエムや日記など自分を書き記してみてもまた面白いかもしれません。

 

ぜひ、自分だけの「作詞」をしてみてください!

 

 

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