【年間休日48日】吹奏楽部はハードなんです

こんにちは、トランペット吹きのふじけんです。

 

フルートやサックス、トランペットなどの管楽器を始めるきっかけとなることが多い部活「吹奏楽」

 

皆さんが学生時代の時には校歌の演奏や卒業式などの式典で演奏することが多いので一度は耳にしたことがあるかと思います。

 

今回は「吹奏楽」をテーマに高校時代の練習風景、魅力やおすすめの楽曲などをご紹介させていただきます。

 

サウンドハウス

吹奏楽とは

ブラスバンド

吹奏楽の魅力はズバリ!

  •  大人数での演奏
  •  クラシック、ジャズ、ポップスなど幅ひろいジャンルが演奏できる
  •  ステージに立てる機会が多い

 

吹奏楽とはジャンルではなくあくまで編成のことを指します。

 

吹奏楽はサックス・フルート・クラリネットなどの木管楽器、トランペット・ホルン・チューバなどの金管楽器、ドラム、ティンパニなどの打楽器。そして、弦楽器のコントラバスで編成されることが多いです。

 

ジャンルもクラシック、ジャズ、邦楽、洋楽の楽曲を吹奏楽用にアレンジされたものを演奏することが多いです。

 

そのため、さまざまなジャンルの音楽を演奏できるので、いろんなジャンルの楽曲を演奏してみたいという方には吹奏楽の編成に参加することをオススメします。

 

吹奏楽時代の練習

クラリネットを吹く子ども

高校時代に所属していた吹奏楽の練習風景などを紹介できればと思います。

 

私が所属していた吹奏楽はマーチングはやらずに座った状態での演奏が中心だったため、以前の記事「【運動部】マーチングバンドは走りながら演奏します」で紹介したほど練習は過酷ではありませんでした。

 

サウンドハウス

吹奏楽部の練習スケジュール

平日

  • 7:30~8:30  朝練習
  • 15:30~18:00 午後練習

土日

  • 9:00~18:00  練習

 

コンサートや大会などが近くないタイミングでは、火曜日の午後練習、土曜日が半日休みになるなどしましたが、それでも火曜日は朝練習などがあったため、楽器に触らない日はないという感じでした。

 

また、私の所属していた吹奏楽部はコンクールなどの大会で上位入賞を目指していたため、拘束時間が運動部より長く、あまり休みが取れなかったのを今でも覚えています。

 

練習スタイルは個人での練習、パートでの練習、金管楽器での練習、全体での練習などさまざまなスタイルで行われます。

 

合奏時には木管楽器だけが演奏する場面などがあり、金管楽器奏者たちは心地よい木管楽器のメロディを聴きながら、睡魔と戦うのは吹奏楽あるあるの1つだと思います。

 

吹奏楽時代のステージ

トランペットを吹く男性

高校時代はなにかとイベントなどに出張して演奏する機会が多く、1カ月に1度はどこかへ出かけており、本番やステージに立てる機会が多いのも吹奏楽部の特徴です。

サウンドハウス

お祭りでの演奏

地域の「花まつり」や「夏祭り」などに招待されることが多く、演奏曲はその時に流行っている邦楽やポップス曲、行進曲などを演奏します。

 

ディズニー、ジブリ、アニメソングなどは聞いたことがある方が多いため、よく演奏をしていました。

 

私が所属していた吹奏楽団では指揮者がオリジナルソングをよく作曲していたので、その楽曲も演奏していました。

 

コンクールでの演奏

野球部でいう「甲子園」のような大会は吹奏楽部にもあります。

 

夏から始まるこの大会は、地区大会 → 県大会 → 東関東大会 → 全国大会という順番に大会があります。

 

多くの吹奏楽部はここで好成績を収めるべく日夜練習に励んでおり、全国大会常連校というものも存在します。

 

評価方法は審査員による減点方式が取られ、ハーモニー、音のバランス、音量、リズムなどさまざまな要素を評価されます。

 

そして、その演奏内容を「金賞」「銀賞」「銅賞」という3つに分けられ評価されます。審査発表の時は「金」と「銀」紛らわしいため、「ゴールド金賞」と発表され、部員たちは一喜一憂したりします。

 

仮に金賞を受賞しても出場枠の影響で予選を突破することができない可能性もあるため、その時は「ダメ金」と呼ばれたりします。

 

定期演奏会

部活によって開催する時期はバラバラなのですが、たいてい12月~3月のタイミングで行われ、3年生の引退公演を兼ねたものとなっています。

 

私が所属していた吹奏楽部では夏のコンクールには受験勉強で参加できないが、定期演奏会は参加するという部員もおり、3年間の集大成ともいえる演奏会でした。

 

私は緊張感に押しつぶされそうなコンクールより定期演奏会が好きなタイプだったので、ソロパートを貰えるよう練習に励んでいたのを覚えています。

 

定期演奏会を開催するホールも大きく、2000人の方を収容できるホールで、演奏は3部構成に分かれていました。

 

1部は次年度の吹奏楽コンクールの課題曲、自由曲 2部はオーケストラ曲 3部はポップスステージといった内容でした。

 

オーケストラ曲では「威風堂々」「ローエングリン」「カルメン」ポップスステージではジブリ、ディズニー、ジャズなど様々な要素が入ったメドレー形式の楽曲でした。

 

アンコールで卒業生紹介という場面があるのですが、そこでは卒業生ほぼ全員が涙を流しながら演奏するのが毎年の定番となっています。

 

吹奏楽の定番曲

 

ほぼすべての吹奏楽経験者が演奏するといっても過言ではない楽曲「宝島」

 

曲途中のサックスソロはあまりにも有名なためバンドのレベルがそれでわかってしまいます。また、サックス奏者たちはやはりこのソロを吹きたいようでソロオーディション前は何度も練習をしていました。

 

まとめ

現役時代はこれでもかという練習したのを覚えており、その練習が今のトランペット人生を形作ったといっても過言ではありません。

 

長時間の拘束など大変なことも多かったですが、その分最後の定期演奏会などは名状しがたい思い出深いものとなったのも間違いありません。

 

今回は吹奏楽部の経験談をまとめさせた頂きました。年間休日も多い吹奏楽団もありますので、ぜひ興味がある方は地域のバンドなどに参加してみてください。

>音楽のスキルシェアマーケット『otosica(オトシカ)』2020年10月1日一般ローンチ!

音楽のスキルシェアマーケット『otosica(オトシカ)』2020年10月1日一般ローンチ!