バンドマンといえば、「ヒモ」と何故か決めつけてしまう輩がいますね。バンドマンだって真面目に働くし、バンドマン…あれ?!そういえば、旦那を養ってた時期あるな〜。
とよくよく考えればヒモどころか、もっと屈強なロープ状態だったような。。さらに、旦那の前の彼氏も同じだったような。。。
ヒモバンドマン撲滅!の記事を執筆しようとしましたが、急遽変更しまして「バンドマンはこうやってヒモになっていく!」という過程を解説ていきます。
売れないバンドマンがヒモになりやすい理由
収入が少なく出費が多いから
バンドマンの主な稼ぎはアルバイト。時給で決められた仕事なのでボーナスや寸志といった臨時収入は望めず、ライブやスタジオでバイトを休まないといけないこともあり収入は少ない傾向にあります。
その割に、機材のメンテナンス費用、ライブのノルマ、スタジオ代など出費が多く、お金とは疎遠の生活。
そんな時に、家賃や食費を面倒みてくれる女性が現れたら…と考えるのも無理ないかもしれません。
中世の芸術家の多くは、「パトロン」と呼ばれるスポンサーの支援で生活をしていたこともありヒモとバンドマンの相性は抜群なんです。
ヒモになりやすい特徴に当てはまるから
皆さんはヒモになりやすい男の特徴をご存知でしょうか?!ただただ稼げないだけのクズ男に魅力はあるはずもなく、惹かれるのにはやはり理由があります。下記のヒモ男の特徴を御覧ください。
お金よりも大切な夢がある | 女性の細かな変化に敏感 |
子供のような表情で感情表現が豊か | 行動力があり活発的 |
女性に主導権を渡し尽くしてくれる | 弱さを口に出すことに抵抗がない |
ヒモといえば、「暴力的」「支配欲が強い」といったイメージが強いですが、ヒモの元プロに聞いてみたところそれはアマチュアで長続きしない!と一掃されました。
た…たしかに。しかし、とてつもなくバンドマンに当てはまると思いませんか?
私も、一時期はヒモバンドマン(現:旦那さん)を養っていましたが、この記事を執筆するに当たり「間違いはないか?」と改めてヒモ男の習性をリサーチ。
すると、ピッタリ旦那の習性にもあてはまっておりビックリしました。
とにかく、彼らは母性のくすぐり方を熟知しているので注意しましょう!見事なまでに、引っかかった私からのアドバイスでした。
売れないバンドマンヒモレベル.1:ヒモになる
ヒモにも段階があります。だいたいが、「家に転がり込む→仕事をやめる」の流れでヒモ生活がスタートします。
ヒモ初期はまだお金に余裕があり、スタジオ代やバンド活動費用などは自己負担で賄いますが、服や小物などに関しては「これ、ステージで着たらかっこいいけど…お金がないなー」など軽度のたかりも始まります。
「ずっと一緒にいたいから家に住んでも良い?」という小悪魔のささやきには、「うん、じゃあ〇〇君の家に引っ越そうか?」などカウンターを打ちましょう。
初めがとても肝心なのです!私は1mmたりとも出来ずに「うん、いいよ!」の二つ返事が得意です!
売れないバンドマンのヒモレベル.2:強度の高いロープになる
ヒモも半年ほど定着してくると、強度が上がりロープになります。
「掃除・洗濯・炊事」など家事は彼が担当したり、お金がない理由を論理的に説明して支払いを回避するなどあの手この手で援助を求めてくるようになります。
「いやー、優しい!」「あれ、なんか違う」の繰り返し。
ロープ状態になると、物をおねだりするレベルじゃなくバンド活動費の立て替えと題したユスリ?!をかけてきたり、「この機材ないと病んでしまうかも…」といった無茶苦茶な言い分もスムーズに通そうとしてきます。
あ〜ダメ、バンドマン。なんて愛おしいんだろうか。
売れないバンドマンのヒモレベル.MAX:屈強なしめ縄になる
ヒモも1年以上定着すると、金銭感覚が麻痺してしまい屈強なしめ縄になります。
全ての財政負担は女性になり、もはやお金の貸し借りの概念も消えて、彼が財布を持って出歩くことはほぼありません。
「この機材いるんだけど買っていいかな?」「ちょっと後輩と飲みに行きたいんだけどお小遣いもらっていい?」など確認はありますが、拒否する理由さえも麻痺していまいます。
しめ縄にまで至ってしまうと、余程大きな出来事がないと解けません。
もう、無です。
ある日、何を思ったのかアレヨアレヨと仕事が増えてヒモ状態はとっくに卒業しましたが、アレが続くと思うと、、、。
貯金、ぜんぶいかれてたやろなー!!(あると思います!)
まとめ:バンドマンを甘やかしてはいけない
「売れないから」「食べれないから」と女性に甘えてくれるバンドマンは確実に存在します。
あなたがもし病気になったら?!あなたがもし働けなくなったら?!彼の自立心を奪ってしまうことにもなりかねません。
もし、現在ヒモに陥りかけている状態なら、通帳や生活費など「お金がないんだよ!」とキチンとアピールし対等に話し合うことが重要です。
「お金と付き合っているのか?」「私と付き合っているのか?」と改めて問いかけ、正常な状態に戻すぞ!いう選択をする勇気が大切ですぞ!
そんな勇気なぞ、ナノ単位におけるレベルで持ち合わせてないダメンズ製造器のワタシよりお送りしました!(トホホ…)