ミュージシャンの妻三年生が語る…ここが変だよバンドマン!(怒)

ミュージシャンとして
音楽を専門家業にしている
バンドマンと結婚して早3年。

おかげさまで良くも悪くもバンドマンの嫁として
一風変わった様々な音楽関係者たちを
目の当たりにしてきました。

恋愛関係では気付けなかった
ミュージシャンたちの私生活の中から、
一般人には理解できないような
バンドマン夫たちの生態をご紹介します。

サウンドハウス

ミュージシャンの妻が苦労している変なバンドマン夫4選

夫婦生活に全く先が見えない…のは鉄則。

夫婦生活に先が見えないのは言わずもがな、
恋人関係から分かっていたこととはいえ、
「結婚したら変わるかも」
「子供ができたら流石にちゃんとするかも」という
淡い期待は見事に玉砕します。

お金の工面はもちろん、
夫婦のあり方も普通の生活を過ごす夫婦には
到底理解してもらえないことばかりなので、
自然と友人からも『変な旦那』という
レッテルを貼られる覚悟はしておいたほうが良さそうです…。

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身内ですら旦那が何をやっているか知らないことも

結婚生活をスタートさせる時の
最大の壁とも言える
両親への”挨拶”や”結婚報告”ですら、
自分の身内から白い目で見られる
ということも少なくはありません。

バンドマンによっては、
「俺は音楽を仕事にしている!」という自負から
正直にカミングアウトをする人もいれば、
「なんとかはぐらかしてその場をやり過ごそう!」と
協力を求められるパターンもよくある話。

結局自分の身内ですら
「娘の旦那の職業がイマイチ分からない…」という
”透明な存在の身内”として扱われることもあるのです。

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家に知らない人が出入りするのが日常に

バンドマンたちにありがちな打ち上げ・飲み会・遠征での
宿代わりとして見知らぬ人が突然訪問することも
ミュージシャンを夫として持つと避けられない運命。

とはいうものの、
嫁の顔を見ると意外にも礼儀正しく挨拶をし、
なかには手土産を持参してくる良心的な人もいるため、
結局「NO!」が言えずに家に転がり込ませる羽目に。

とにかく突然の訪問になりがちなので、
「今から○人家に来るから!」と電話がかかれば
プライベートな時間を中断してでも
掃除や片付け、もてなしの準備に追われることになります。

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もちろん来客の寝泊まりも有無を言わさず

最初は礼儀正しかった人たちも
一度敷居をまたいでアルコール補給がされると、
やっぱり変な訪問客として
ダラダラと長居されることももはや常識。

「家に人が来る=泊まり客」ということを前提に、
布団や寝具、風呂の準備などで
知らない人をおもてなしすることになることも
覚えておいたほうが良さそうです。

朝帰りすら何も思わなくなる

誰かが家に泊まりに来るということは、
逆に言えば
自分の旦那も外にお泊りをする機会も増えるということ。

恋人時代に培ってきた阿吽の呼吸で
朝帰りをも日常の当たり前に仕向けてくるバンドマン夫、
やっぱり変な職業としか言いようがありません…。

もはやファンの女性との浮気の心配よりも
「道の真ん中で寝てないかな…」という
心配をするハメになるのがバンドマン嫁としての
ニュースタンダードになってしまいます。

テレビを見ていても楽器の音が聞こえる

ようやく二人で過ごすプライベートな時間ですら、
音楽と旦那を引き裂くことはできないようです。

テレビを見ていても食事中もお構いなしに
夫婦水入らずの空間に楽器を持ち込み
いきなり演奏することはもやは当たり前。

なんなら「外出先でも平気で歌を歌いだす」
「歌詞が降りてくるのに集中して話を聞いていない」といったように
周りから見ても変人を連れて歩いているようにしか思えないような
日常が待っているのです。

赤ちゃん子供もライブハウスに出入りすることに

「爆音の流れるところに赤ちゃん」
「夜な夜なアルコール提供をする場所に小さな子供」という、
ギャップにも程がある光景は
音楽関係者の間では何の変哲もない光景。

ライブハウスに縁のない人種からすれば
信じられないかもしれませんね。

なかには臨月のママさんが旦那のライブに来ていたり、
バンドマンの嫁・子供同士の
独自コミュニティーが出来上がったりと
常識外れな空間がライブハウスにはあるのです。

ただし、「幼児はチケット代が無料」
「我が子を楽屋で遊ばせる」などの謎の特典もあるため、
気軽に子供を連れて行けるように
配慮しているところに音楽関係者の
子供好きの意外な一面も見えたりします。

ミュージシャンの妻として良かったと思える変なところ

政治や社会情勢に詳しくなれる

音楽活動と政治や社会情勢は
切っても切り離せないテーマ。

ミュージシャンが2人以上集まって酒を酌み交わせば、
音楽の話か女の話、そして政治論争が始まるのが
デフォルトの光景でもあります。

そのため家庭内でも事あるごとにお固い話になりがちで、
聞いているだけで政治や社会の知識が磨かれるのが
メリットとも言えるのではないでしょうか。

お金や税金、法律にも詳しくなれる

お金に何かと縁のないミュージシャンたちは
あの手この手で節税・節制をしているため、
お金に関する役立つ情報が入ってくるようになります。

人によっては「自己破産したらこうなるよ!」
「裁判が起こったらこうするといいよ!」など、
出来るなら人生で経験したくない
過去の学びまで共有してくれる旦那様も。

お金の情報や法律関係の知識は
知っていても損をすることはないので、
数奇な人生を送ってきたバンドマンだからこそ知り得る
トリビア的な知識を蓄えることができました…。

芸術センスが磨かれる

音楽と言えば芸術分野のひとつでもあるため、
アーティスティックな目利きがよくなるというのも事実。

最初は魅力を感じなかった変なものですら
センスの光を見いだせるようになるため、
変に芸術的なセンスやスキルが
磨かれるようになってきます。

それを音楽の趣味やファッションセンス、
美的感覚に活かせるようになれば、
あなたはもう立派なミュージシャンの嫁として
認定してもらえるでしょう!

まとめ

変なミュージシャンの夫と一緒に過ごすうちに、
普通の感覚を持っていたはずの嫁の自分が
同じ土俵に上がってしまうのが
”音楽関係者との結婚生活あるある”。

もはやこんな変な夫を選んだ私が
一番変なのではないか…?
という疑問も出てきますが、
『変』という基準は
夫婦二人が定める基準ではないでしょうか。

他人の意見に左右されず、
人の目を気にせずに自由に人生を謳歌できる点では、
変なバンドマンたちも
窮屈なリアル社会の人間からすれば
時にはカッコよく映るかもしれませんね。

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