バンドメンバーはなぜ脱退したの?自問自答で本音を暴き出せ!

「〇〇…バンド辞めるってよ!!」バンドを組んだ皆さんなら、嫌というほど絶望感を味わされた言葉ですよね。

同じバンドを末永く続けたいと考えていても、バンドメンバーの脱退は人と人が関わる以上避けられない問題の一つ。

バンドを続けるうえで、脱退する人の気持ちがわからないままだと負のループへ突入する危険性も?!

この記事では、バンドの脱退理由から予防対策についてまでを解説していきます。もうメンバーを脱退させて無駄な時間は過ごさない!本音を探り出していきましょう。

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バンドメンバーが脱退する理由

バンドメンバーはいったい何故あなたの元から去っていったのでしょうか?脱退時にバンドに提示される理由は主に2つです。

生活の変化における脱退

バンドメンバーの脱退する理由として、一番多いのは生活の変化によるものではないでしょうか?

  • 就職における生活習慣の改変
  • 結婚や出産における責任や義務
  • 年齢の経過による心境の変化といったことが考えられます。「〇〇歳までしかやらない」「就職までに契約できないと辞める」などタイムリミットを前もって決めている人が大半なよう。いたしかたない理由の一つかもしれません。
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音楽性の違いによる脱退

同じ音楽が好きで始めたバンドも、年齢を重ねると、趣味や嗜好が変わってしまう事があります。

「自分の限られてる時間を全力で好きな音楽に費やしたい!」と考えるのはミュージシャンシップとして正しいこと。

なのに…あれ?!また同じような音楽やっている…。

就職して辞めるはずが別のバンドに在籍している…なんでー?

バンドメンバーの本音とは?!脱退する前に予防策を打て!

バンドを辞めるのはとても言い出しづらく、しんどいこと。「なら、もう適当に嘘ついちゃえ!」ともっともらしい理由をつけて辞めるメンバーも沢山います。脱退の本音を知り、次は失敗しないように予防策を打ちましょう!

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脱退の本音その1:メンバー内の不仲

メンバー内の不仲でどちらかのメンバーが脱退してしまう…というのは結構多いです。コレを回避するにはバンドのシリアスな雰囲気を和らげるようなムードメーカーをバンドチームに入れることです。

どうしても音楽至上主義になってしまいがちですが、集団行動を維持しないとバンドが成り立ちません。どれだけバンドの音楽が成長しても活動が止まると元も子もありません。

でも互いに顔色を伺う…のもなんか違いますよね?

なので、スキルや音楽性でバンドメンバーを選ぶように、「ムードメーカー」の才能を持つ人間を勧誘することも、バンド脱退を防ぐ予防線として初めから考えておくといいでしょう。

ピエロ的な役割で皆の荒んだ心に水を与える…そんな人選を心がけてみましょう。

脱退の本音その2:バンドの将来性が見えない

「なんとなくライブして…」「なんとなくスタジオに入ってたら…いつかメジャーから声かかるんじゃね?」なんて考えありませんか?

バンドが描く未来のビジョンが弱いと、将来性が見えずに脱退したい…と考えるメンバーも出てきます。時間は全ての人に平等に振り下ろされる有限なもの。

楽しく優雅に音楽をしてそうな海外のバンドも「労働ビザを取れなければ解散!」など明確なタイムリミットが限られていたり、将来性に対してとてもシリアスな面もあるようです。

ズルズルと続けるよりも、はじめに「〇〇までに〇〇しないと解散!」のように目標を打ち出すことで、モチベーション維持に繋がることもありますよ。結果を出すたびに目標を更新するなど、バンドに常に近未来を提示することが大切といえるでしょう。

脱退の本音その3:金銭問題

バンドの活動が進んでいくとブチ当たるのが金銭問題です。作詞・作曲者には印税が発生するので曲を書かないメンバーと差が出てしまいますよね。

「曲を書くのは並大抵のことではないので、相応の金額を受け取るのは当然だ!」と主張したくなる気持ちはわかりますが、他のバンドメンバーからしたらやはり面白くないもの。

金銭に関してはバンド内一番最初に話し合っておくべき重要項目の一つです。「音楽でお金を稼ぐ!」という共通意識も手に入るので、細かなところまで割合をシミュレーションしてミーティングで話を詰めておくことをオススメします。

まとめ

バンドの脱退はとてもシビアな問題ですよね。去る方も去られる方も、過ぎ去った時間はもう元には戻りません。

なるべくスムーズにバンドの音楽を成長させるように、「もう2度と無駄な時間は過ごさない!」と残りのメンバーを大切に辞めた側の気持ちを振り返ることが成長に繋がる第一歩かもしれません。

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