音楽家がオススメする楽譜作成ソフトはどれ?

楽譜を作る時、手書き派の人もいれば
楽譜作成ソフトを使う人もいるでしょう。

手書きは手書きの良さがありますが、
一度楽譜作成ソフトを使うと、
仕上がり感や美しさに感動します。

楽譜作成ソフトは、
無料のものから有料のものまでたくさんあります。

そこで、今回は楽譜作成ソフトについてや、
音楽家がおすすめする楽譜作成ソフトをご紹介します。

 

サウンドハウス

楽譜作成ソフトってどんなもの?

score

そもそも楽譜作成ソフトとは、
楽譜を製作するためのソフトです。

音楽に関わってきた人であれば、
なんとなく楽譜を作ることはできたとしても、
手書きでの楽譜製作に
限界を感じたことはないでしょうか。

美しさ、正確さ、
そして誰かと楽譜を共有する場合などは、
圧倒的に楽譜作成ソフトを使うことをおすすめします。

楽譜作成ソフトは、
無料のものから有料のものまでたくさんあります。

印刷販売されているような
美しい楽譜が作れるというのが、
楽譜作成ソフトの大きな魅力。

使い方はとてもシンプルで、
初心者でも手書き感覚で使いやすいのが特徴です。

作曲する人はもちろん、
耳コピで楽譜を起こすことや、
難しい楽譜を簡単なアレンジに編曲し直すことや、
オーケストラのパート譜まで、
自由に楽譜を作ることができます。

楽譜は五線譜はもちろん、
ドラムやパーカッション用の楽譜や、
ギターのタブ譜を作ることも可能。

楽譜ソフトを使って作った楽曲は、
MIDI再生できますし、
人とのシェアも簡単なので、
音楽活動がとても充実するようになりますよ。

楽譜作成ソフトのおすすめは「MuseScore」

musescore

有料ソフトの中では、
「Finale」や「Sibelius」が有名です。

価格的には、「Sibelius」の方が割高になります。

機能面においては、
「Finale」と「Sibelius」は
ほとんど差がないのですが、
「Finale」には無料版である「Notepad」があります。

しかし、当然ながら無料版は
かなり機能的にも制限されており、
使いづらさがあるのはやむおえません。

そこで、おすすめなのが「MuseScore」です。

「MuseScore」は世界中の人が使っている
楽譜作成ソフトであり、
世界各地の人が「MuseScore」を使って
楽譜を作ってアップロードしています。

音大生始め音楽関係者、作曲家も使っている
「MuseScore」は、次のような特徴があります。

 

・拍子記号や調号、臨時記号も簡単に挿入できる
・MIDIファイルから楽譜を作成できる
・移調もラクラク!希望の調に一瞬で移調
・作成した楽譜はPDF、MP3、WAVEファイルなどで出力&保存することができる

 

また、MIDIキーボードがあったら、
楽譜の入力はさらに楽になります。

「MuseScore」には
仮装キーボードがついていますが、
ピアノが弾ける人であれば
MIDIキーボードの存在はありがたいです。

音符の長さを選んで
キーボードで音を鳴らしていく
楽譜入力方法は本当に楽。

楽譜作成をするのであれば、
手軽なmidiキーボードがあると便利でしょう。

サウンドハウス

「MuseScore」で生徒さんのオリジナル曲をスコア化!

スコア

「MuseScore」は、
自分で楽譜を作って楽しむことはもちろん、
ピアノ講師の人は生徒さんが作った楽曲を
スコア化してあげることもできます。

朝ドラの「エール」でも
子どもたちが作曲する場面が出てきましたが、
子どもが紡ぐ音は、大人が想像つかないような
メロディーを奏でることがあります。

そんな一瞬のきらめきをスコア化して
プレゼントしてあげると、
思い出の曲として残っていきますよ。

毎年自分たちが作曲した曲を演奏する
ミニ発表会があっても楽しいですね。

まとめ

score

音楽家も使っている
楽譜作成ソフトについてご紹介しました。

手書きの楽譜も味があるのですが、
美しく印刷された楽譜を見ると
「自分で打ち込んだ音が楽譜になってる!」と感動します。

中でも、無料で使うことができる
「MuseScore」はとてもおすすめです。

自分で弾きやすいようにアレンジすることもできますし、
「MuseScore」ユーザーとの
楽譜のシェアリングも楽しみのひとつ。

たかが楽譜、されど楽譜、
楽譜作成ソフトの「MuseScore」で
音楽の楽しみを広げてみましょう。

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