年間500曲を制作?作詞を効率よく行う連想作詞法を伝授します

作詞はすぐにできてしまうという方もなかにはいますが、
全然思いつかないと嘆いている方も多いでしょう。

しかし、バンドで作詞担当として生きていきたい方や
将来作詞家になりたい方は
スローペースで仕事をするわけにもいきません。

そこで当記事では、かつてプライベートと仕事であわせて
年間500曲以上もの作詞をこなしていた現役作詞家が
作詞を効率よく行う「連想作詞法」について解説していきます。

最後まで読んでいただければ、
あなたの役に立ちますので、ぜひご一読ください。

サウンドハウス

作詞はなぜ難しいのか

作詞で悩んでいる方は、
なぜ作詞が難しいのか考えてみたことはあるでしょうか。

作詞が難しいと感じてしまう理由には
主に以下のようなものがあります。

  1. 考えても何も思いつかない
  2. 人とかぶってしまいそうで嫌だ
  3. メロディにしばりがあるからうまくあてはめられない

ほかにもあるかと思いますが、
大体はこのような理由から難しく感じる方が多いです。

結局、作詞は考えなければできないものですが、
考えすぎてしまうとスランプに陥ってしまうので注意が必要です。

次項で、そんな悩みを解決する連想作詞法について解説します。

連想作詞法とは

連想作詞法とは簡単にいってしまえば、
ひとつのワードから想像できるものを書き出し、
楽曲に活かしていく方法です。

作詞をする際には、
楽曲のコンセプトを先に決める方、
日常であった出来事を言葉にする方、
その方法は十人十色です。

連想作詞法では、
最初に楽曲のタイトルを決めてしまいます。

人にもよりますが、楽曲を製作する際には
商品名となるタイトルは重要度が高いため、
最後にタイトルを決めるのがセオリーです。

しかし、連想作詞法は
そんなことはおかまいなしに決めてしまいます。

タイトルを決めてしまえば、
あとはタイトルから連想できるワード
ノートに書き留めていきます。

わかりづらいかと思うので、
具体例を以下にまとめます。

サウンドハウス

連想作詞法の具体例

仮にタイトルを「ダンゴムシ」としましょう。

ダンゴムシには、丸まったりする特徴があります。

刺激をすると丸まるといった印象から。

  • いじめられっこ
  • ひっこみ事案
  • よわむし

などイメージできる単語が出てきます。

連想作詞法は、
このようなイメージを書き出し
ストーリーを作っていくのが特徴です。

ワードをただつなぎ合わせるだけでは
不自然になりかねませんが、
連想作詞法に慣れていくと
ストーリーを構築しやすい思考があなたのなかに生まれます。

ノートを準備し、
ページごとにタイトルだけを記して準備しておきましょう。

詞先楽曲ではもちろんのこと、
曲先でも微調整を加えれば役立ちます。

連想作詞法のメリット

連想作詞法における最大のメリットは
イマジネーション鍛えることができることです。

アーティストにとってはイマジネーションは重要であり、
この部分が廃れてしまうと
たちまち活動における雲行きがあやしくなってしまいます。

普段から連想作詞法を用いていれば、
脳も活発に働くため、作業効率もよくなるでしょう。

また、連想作詞法を用いていると
作詞において重要な「言葉の持ち数」が増えていきます。

言葉を巧みに操れるようになれば、
表現の幅も広がり、作詞に活かせるようになります。

連想作詞法は、楽曲を効率よく作るだけではなく
あなた自身をも向上させるパワーがあるのです。

サウンドハウス

さっそく連想作詞法を用いて作詞をしてみよう!

連想作詞法は今日からでも実践できる作詞法です。

迷っているなら、
今すぐに連想作詞法を用いて作詞をしてみましょう。

人によって向き不向きはありますが、
面白いように作詞が進むかもしれませんよ。

基本的にはノート等を用意し、1日に1ページ埋めるつもりで続けてみてください!

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