【おさえておきたい】サポートメンバーの重要性

 

こんにちは。会田です。

バンドにおける「サポートメンバー」って聞いたことありますか?

簡単に言えばそのバンドの正式なメンバーではなく、その名の通りサポートをする立場の人です。

何らかの目的でバンドから呼ばれたプレイヤーということですね。

 

今回はそんなサポートメンバーとしての役割や立ち回りなどを私自身の経験を交えてご紹介します。

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サウンドハウス

サポートメンバーの立ち位置

 

 

バンド内でのサポートメンバーはどういった立ち位置なのか、ただ演奏するだけとも限らないです。

より具体的に考えてみてください。

 

バンド側からのサポートメンバーの扱い

 

サポートメンバー側からは簡単に言えば「呼ばれてきました」という感じですよね。

例外はあると思いますが、サポートが必要ですとバンド側が表明しない限りサポートメンバーはいないはず。

 

逆にバンド側からすると「来ていただいた」という感じです。

もっとわかりやすく言えば「お客様」という扱いになります。何かを提供するお客様ではなく提供してもらうお客様です。

 

そうなると見えるところではスタジオ練習の時にスタジオ代を払わないこともあります。

ただしサポートするからにはしっかりと役割を全うしないわけにはいきません。

 

サウンドハウス

サポートメンバーのやるべきこととは?

 

前述したとおり、呼ばれて来たわけなのでプレイヤーとしての腕を求められています。

例えば「音圧が足りないからガツンとなるギターがほしい」「原曲を忠実に再現したいからキーボードがほしい」など。

もし要求されていることがわかりずらかったら「こういうことであってますか?」と聞いてみましょう。

 

楽器の腕以外に必要としている場合があるのが「第三者の意見」です。

バンドメンバーだけの意見で楽曲を作り上げるとどうしても意見が偏ったり新しさが損なわれてしまうことがあります。

そこでサポートメンバーを呼び新しい風を吹かせてもらおうというのも大事な役割になります。

 

コミュニケーションはお忘れなく

 

当たり前のことを当たり前のように書きますが、サポートメンバーに限らずコミュニケーションは大事ですよ!

意見を求められたりしていないから自分は弾いているだけでいいんだ、なんて思わないでください。

確かに求められていることはプレイヤーとしての腕かもしれませんが、かと言って練習の時にずっと無言でいるわけにもいきませんし何より相手も気持ちが良くないでしょう。

 

積極的にとは言いませんが、ディスカッション(話し合い)はバンドにとって必要不可欠な存在です。

バンドにとって有益なプレイヤーだとなればまた次も、と自身にとってもメリットはあります。

苦手な方もいると思いますが、挨拶や会話の受け答えをしっかりやるだけでも相手はみています。ぜひ前向きに!

 

サウンドハウス

あくまでもサポート

 

主役と脇役

 

言わばサポートメンバーはここでいう「脇役」になります。

主役はあくまでも正規のバンドメンバーであってそれを隣から、あるいは後ろから支えるのがサポートです。

 

目立ちたいから誰よりもカッコいいギター持って日々練習しているんですけど!という方もいるでしょう。

では逆に捉えてみてください。

あなたのギターソロが曲の中で輝くのはなぜでしょう?

ギターソロに入る前のドラムのフィル、ソロ中のベースの音の鳴り、ソロまでの盛り上がりを引っ張っていたボーカル。

決して主役だけがいればいいわけじゃないんです。

 

超人気俳優が主役を務めているのに他はパッとしない地味な役者ばかりではみていて面白いでしょうか?

つまり主役は脇役がいるからこそ輝くのです!

 

脇役ってとても大事なんですよ。

 

簡単?いや、難しい

 

慣れてしまえば何事も簡単にこなすことはできるでしょう。

しかしサポートというのは一概にどの現場でも同じことをすればいいというものではありません。

その都度その都度に臨機応変に対応する力も求められます。

 

有名なサポートミュージシャンはなぜ固定のバンドにつかないのか。

理由は様々ですが、

その腕だけではなくその人自身が求められているから

だと私は思っています。

 

ライブを見に行くお客さんからすればそのサポートメンバーの腕前しかわからないかもしれません。

しかしバンドメンバーはパフォーマンスをするとき以外にこそ関わりを持ちます。

側から見えるところは本当にごく一部に過ぎないのです。

 

頼られるサポートメンバーに

 

 

サポートプレイヤーを生業とするしないは別として、呼ばれたということは一定の信頼や期待があるはずです。

そして自身のその後のプレイヤーとしての経験値としても頼られる存在となっていきたいですね。

 

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