クラシックや吹奏楽向けサックス用リードの定番・おすすめ4選

リードは音色や吹奏感をコントロールする、サックスの重要なセッティングの一部です。
10枚のリードの中でも1枚1枚ちょっとずつ違うので自分に合うリードを探すのは一苦労します。
定番のリードは吹きやすさやバラつきの少なさも人気のポイントとなっているので、今回紹介するリードからまずは選んでみてください。

サウンドハウス

リードの選び方

リードはメーカーやモデルだけでなく、硬さの違いによる相性もあります。
また、マウスピースとの組み合わせによって吹奏感が変わってしまうものです。
マウスピースのオープニングが広いものならリードは柔らかめにして、狭めのものならリードは硬めにするのが一般的に吹きやすくなります。
よく使われるSELMERのS90 180であればVandoren青箱でいう3~3半がおすすめです。

リードは見た目でも1枚1枚カットが異なるので、リードのカットされた部分と厚い皮の残った部分の間のU字がキレイになっているものがバランスも良く、吹きやすい傾向にあります。
傾いていたりすると左右どちらかに抵抗が強くなったりしてしまうため、見た目も良いリードを選定するようにしてください。

定番メーカー

サウンドハウス

Vandoren

クラシックサックス用リードで一番人気のメーカー「Vandoren(バンドレン)」。
ジャズ用など含め幅広いモデルを展開しており、人気の高いものが多くなっています。
クラシック用では程よい抵抗感とクラシックらしい上品な音の傾向があります。
さまざまメーカーからリードが発売されていますが、Vandorenは吹きやすく品質が高いうえに、1枚1枚のバラつきも少ないので、まずはVandorenのリードから選んでみることがおすすめです。

おすすめモデル

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Vandoren Traditional(青箱)

初心者からプロまでが幅広く愛用する使いやすいリードです。
よくリードの説明でも基準とされるような中庸なタイプですので一度試しておくと、他のリードとの比較もしやすくなります。
音の輪郭がハッキリめで明るめな傾向ですが、柔軟性が高いので吹き方次第で人それぞれの音が出ます。
発音のしやすさと程よい抵抗感がありコントロールしやすくなっています。

Vandoren V12(銀箱)

落ち着きのある音色のリードです。
硬さは青箱よりも少し硬めになるので、青箱で3を使用しているなら銀箱なら2半のように1つ番手を下げるくらいを目安に選んでください。
最初は、少し抵抗が強めで鳴らしにくく感じるかもしれません。
慣れればしっかりと響きを作りながら、木管楽器らしい上品な音で吹けるようになります。

Daddario WOODWINDS グランドコンサートセレクト

明るく柔らかい音色のリードです。
抵抗感が少なく息が入りやすくなっています。
学生の吹奏楽部などで愛用されることが多い傾向にあります。
Vandorenの音の傾向や抵抗感が合わないと感じる方は、一度試してみることをおすすめします。

Legere シグネチャー

Legereのリードは少し特殊で樹脂製になります。
樹脂製リードは賛否分かれますが、本番でも使用するプレイヤーも増えてきているほど質が良くなっています。
一番のメリットは、葦のリードと違って状態が変化しないことです。
練習では多少状態が悪くても使い続けたりしますが、安定した状態のものが使えればリードに悩まなくなります。

まとめ

リードは硬すぎるものを選ぶと音も出せずに使えなくなってしまいます。
柔らかいリードは、練習にも使えるので気持ち3半と3で悩むなら3で試してみると音の傾向など掴むことができます。
いろいろなリードを試したい場合は、1枚売りをしているお店もあるのでそのような店舗で購入するか、友達同士でお金を出し合って購入してみましょう。
1枚売りの場合は、外れのリードに当たる可能性もあるため同じモデルで2.3枚は購入しておくことがおすすめです。
音の傾向はもちろんですが「吹きやすいかどうか」を大切にして自分に合うリード選びをしてください。

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