緊張とうまく付き合う!幼少期からステージ演奏に慣れておくことのメリットは?

練習やステージでの演奏、
とても緊張して頭が真っ白になってしまった
という方は多いのではないでしょうか。

こういった機会は
年齢を重ねれば重ねるほど増えてきますが、
極度の緊張や不安な状態に
陥った時の対処法は、
経験を重ねていくなかで
身についていくものです。

緊張はどうしても悪いもの
と思われがちですが、
普段よりも格段に
集中力が高まるので、
それを逆手に利用することで、
自分の本来の力以上のものを
発揮することができるかもしれません。

今回は、
幼少期からステージ演奏に慣れておくこと
を例に挙げ、
コンペや演奏会で起こりがちな
極度の緊張への対処法を
紹介したいと思います。

「ここぞ!」というときに、
練習の成果を発揮して
最高のパフォーマンスができるようになることを
目指しましょう。

サウンドハウス

緊張状態の自分とうまく付き合おう

人は生命に危険が迫った時、
どんなときでもすぐに戦ったり
逃げたりできるように準備をします。

これが演奏会やコンペの場合には、
脳が人前を危険だと認識して、
身をまもるために防衛本能が働きます。

本番や大切な場面で緊張するのは
当たり前のことです。

特にコンクールでは、
本番とリハーサルを比較すると、
30%ほど速くなる
ということがわかっています。

プレッシャーや失敗してはいけないという
気持ちがあるからこそ緊張するわけですが、
その状態をうまく活かすことも可能です。

緊張がピークに達して
どうしようもないことがありますが、
緊張は捉え方一つで
全く別のものになります。
つまり、
緊張を武器にしてしまえば良いのです。

多くのお客さんの前で演奏するとき、
「どうしよう、緊張している」と
思うのではなく、
「たくさんのお客さんが自分の演奏を聴いてくれる!
うれしい!!ワクワクする!!」
こんなふうに考えてみてはいかがでしょうか。

緊張状態は
マイナスと捉えられがちですが、
プラスにもなるのです。

緊張との付き合いは長い方がいい

緊張している状態をプラスに捉えるのは、
慣れれば早いですが
そこまでにとても時間がかかります。

ピアノだけに限らず、
誰かの前で何かをすることには
緊張するものです。

その状態からの
リカバリー速度をあげ、
緊張している自分すら
楽しめるようになるには、
幼少期から
その環境に慣れておくことが大切です。

そこで、
幼少期から習いごとなどで
積極的にコンペや発表会に
参加しておくことを
お勧めしたいと思います。

実際、
幼いころから多くの人に
見られながら何かをすることに慣れておくことで、
学校行事や社会人になってからも
全く緊張せず、
堂々と取り組むことができている人は多くいます。

そういった人たちの大半は、
「たのしかった」
「ワクワクした」という
感想を持っているのです。

その理由は、
自分が緊張した状態を
楽しむことができているからです。
「今からやることをみんなが見てくれる、
聞いてくれる!うれしい!たのしい!」と
思っていることが多いようで、
とても度胸があるといえるかもしれません。

幼い頃から
そういった環境になれ、
捉え方を体で覚えていると
そういったことに慣れていない人と比べると
大きな差がありますね。

サウンドハウス

まとめ

ここまで、
緊張との付き合い方や考え方を
ポジティブ思考で考えるにあたり、
幼少期から習い事(ピアノなど)をしておくことが
有効であるということを
お伝えしてきました。

繰り返しになりますが、
人は緊張して当たり前です。

むしろ、緊張しないことはありません。
それなら、その状態になっている
自分の捉え方を変えて、
ポジティブに、前向きに
その場を楽しむように
心がけることが大切です。

また、適度な緊張は
自分の実力以上の力を
引き出してくれて、
演奏の質を高めてくれるかもしれません。

ぜひ、緊張と
うまく付き合っていくようにしましょう。

>音楽のスキルシェアマーケット『otosica(オトシカ)』2020年10月1日一般ローンチ!

音楽のスキルシェアマーケット『otosica(オトシカ)』2020年10月1日一般ローンチ!