「アコギを練習するぜ!ジャーン」「ドンドンドン…うっせーボケ!」なんて経験ありませんか?!
不動産屋に「アコギOKな住居で!」とお願いしたのにいざ入居してみると全然ダメだった!なんてケースも少なくありません。(部屋決める時はマジでボイスメモとか証拠残しておいたほうが良いです)
今さら解約金や引っ越しを考えると莫大な料金も発生するし、隣人とのトラブルで強制退去もキツイ…。
そんなあなたのお悩みを解決する、アコギの騒音&近所迷惑から「即」回避できるであろう練習場所を確保する方法を伝授していきたいと思います!
アコギの騒音対策その1|カラオケの昼パックで練習せえ!
弾き語りのツアーミュージシャンは、【月20本~25本】近くライブする方も珍しくありません。「そんなにライブ詰めていて練習ぜんぜんできないじゃない!」と思うかも知れませんが移動時間以外はリハーサルや入り時間までだいたい暇。
そんな弾き語りのツアーミュージシャンがリハ前によく利用するのが、カラオケの昼パック。だいたい3時間【500円~750円】が平均価格なのでスタジオに比べてとにかく安い!
また、平日昼間はクーポンを配信しているとこも多く、「え…ジュース代考えたら実質タダじゃない…」なんてことも。もちろん禁止しているお店もあるので、自己責任でお願いします!
アコギの騒音対策その2|公園や河原を練習場所にせえ!
カラオケには弱点もあり、爆音ストローク系メインのミュージシャンは断られることもしばしば。ピックでバキバキにアコギストロークを練習したいという方は公園での練習がおすすめです!ただし、
1・住宅街
2・海辺の公園
3・繁華街の公園
近辺の公園は要注意。住宅街は禁止されてるところがほとんどですし、海辺の公園は潮風で弦やペグに悪影響を及ぼす可能性があります。
繁華街は意外にイケそうですが、アコギを弾いていると「俺にも弾かして!」とDQNがやってきたり、「〇〇リクエストしていい?」と淋しげなメンヘラホイホイになってしまいがち。練習場所には基本的には向いていません。
但し、何よりも2020年みんなが大好きランキング第一位「無料」という圧倒的なメリット!順応できる公園が見つかることも結構あるので、根気よく探してみましょう!
アコギの騒音対策その3|集会所や公共施設を練習場所にせえ!
ここからは少し裏技チックですが、集会所や街の公共施設はかなり安かったりします。とくに団地や町の集会所は「〇〇町民のみ貸し出しOK」など穴場で。もし、町会費を求められる地域に住んでいるようならジャンジャン使っちゃいましょう!
「アコギを練習する時は区民ホールの音楽室や企画室が安い!」という記事をよく見かけますがほぼガセです。
利用料は部屋代の時間制がほとんどなのでバンドで入る場合は重宝しますがアコギの個人練習には不向きなので鵜呑みにしないように!
アコギの騒音対策その4|個人経営のライブバー&スタジオを練習場所にせえ!
個人運営のライブバーやスタジオに通うのもオススメです。ライブバーはお昼間は営業していないお店も多く、マスターの信用を勝ち得たらドリンク代のみで貸してくれるところも少なくありません。
個人運営のスタジオも「月極〇〇円で暇な時間貸して下さい!」など交渉してみるとすんなり貸してくれたりします。大手のスタジオやライブハウスにお客さんを取られてしまい、お店を持て余している個人店は地域や場所によりますが珍しくありません。
ただし、マスターと仲良くなるコミュ力が必要です。信用のない人に大事にしているお店を貸すわけですから当然といえば当然ですよね。「うわ、面倒くせえ」と感じるかも知れませんが、フリーランスで食べていく営業力もこういった交渉の一つ一つで養われていったりします。
・練習場所として使っていた個人スタジオでレッスンをさせて貰えるようになった
・個人運営のライブバーで定期演奏をやらせてもらい収入に繋がった
といった話は山のようにあります。アコギの騒音問題も解決できる…収入にも繋がる…となったらもう一石二鳥ですよね。超上級技になりますが、試してみる価値ありかも?!
アコギの騒音対策【番外編】|ライブ練習のみスタジオの個人練習にせえ!
さまざまなアコギの練習場所を提案しましたが、ライブ練習はやはりスタジオの個人練習が一番です。ライブ会場にもよりますがフリーランスで食べていこうと思ったら、自分でPAする案件も増えてくるので、基礎的な卓(ミキサー)の勉強も兼ねれるのもポイントです。「ここはデッドだなー」「ここは低音が回るなー」など本当のリハーサル体験に近い環境が手に入ります。
練習場所を変えることはいささか面倒ですが、適応能力も試されるのでネガティブに捉えずに前のめりにトライ&エラーを繰り返し居場所(練習場所)をどんどん確保していきましょう!