こんにちは、会田です。
今回はライブに出てみたいけどどうすればいいの?なにをすればいいの?という始めの一歩をご紹介します。
いざライブをしようとしても専門学校じゃない限り習わないですからね…。
ぜひこれからライブ活動をしたいと考えている方、必見です!
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1.ブッキングライブ
「ブッキング(booking)」
予約,契約 といった意味の英単語です。
音楽業界ではブッキングというとライブやイベントへの出演を交渉、契約する。といった意味になります。
このブッキングを行う人のことを、ブッカーまたはイベンターと呼びます。
やっていることはほぼ同じですが念のため解説しますね。
「ブッカー」
基本的にライブハウスの店長や経営者、スタッフなど 場所をもっている人がイベントを計画しそのイベントにあうアーティストにブッキングをする。
というのがブッキングです。
ライブハウスが主催しているライブイベントということですね。
「イベンター」
バンドやシンガーソングライターなどがイベントを主催しライブハウスなどの場所を借りてライブイベントを行う。
というのがイベンターです。
よくあるのがレコ発なんかはこちらですね。あのバンドとやりたい!となった時に相手方のバンドとライブハウスに提案、ブッキングをする、という流れです。
基本的には誰にでも出来ますが、主催者となるのでそのライブイベントの中心人物と言っても過言ではありません。
初めてアーティスト活動としてライブに出演しようと考えている方は、出演者を募っているライブハウスに直接連絡をするのが一番手取り早いです。
繋がりがあればイベンターをしているアーティストの主催ライブに出演させてもらうという手ももちろんあります。
場合によってはTwitterやInstagramのDMなどで直接出演依頼がくることも…。
2.知っておきたい!時間やお金
持ち時間
ブッキングイベントには1組あたりの持ち時間が予め決められています。
複数のアーティストが順番に出演して行うので、必ず持ち時間は設けられています。
ライブの総尺にもよりますが、平均30分〜40分 と思っておきましょう。
出演者が多いイベントだと20分 ということもあります。
曲数で換算すると5曲できれば良い方です。(曲尺にもよる)
プレイスタイルによりますが、ほとんどのライブでは曲間にMCがはいりますよね。
もちろんそれも込みの持ち時間ですので、特にバンドの場合は事前に想定の尺でリハーサルを済ませておくことをオススメします。
1曲目→MC→2−3曲目→MC→4−5曲目
のように決めていざぶっつけ本番を迎えたら持ち時間をオーバーしてしまって曲を演奏しきれなかった!なんてことにならないように、
予行練習は大事ですよ。
お金
出演するとなると「チケットノルマ」というものが課せられます。
ライブハウスの使用料、人件費、設備費など当たり前ですがお金はかかります。
それらを利用者で割り勘するというイメージでいいでしょう。
具体的にチケットノルマというのは
「2000円のチケットを最低5枚は売ってね。6枚目以上売ったらチケット代の○%をギャラとして支払います。」
というもの。
イベントによってチケット代も枚数もバックの金額も異なりますが、基本的にはこのチケットノルマは必ずあるものです。
3.いざライブ!用意するものは
出演は決まった!頑張ってお客さん呼ぶぞ!さぁ練習しよう!
意気込みは大事ですが、用意するものはしっかり用意しましょうね。
プレイスタイル
バンド、弾き語り、ダンスなど人それぞれのプレイスタイルがありますが、それによって用意するものも異なります。
もし分からないことがあったら遠慮せずに主催者に確認をしましょう。
分からないことを分からないままにしておくことが一番良くないです。
バンド
まず主催者にバンドですと伝えると必ず編成を聞かれます。
Vo.Gt.Ba.Dr.Key. など、各パートに何人いて何かライブハウスに借りるものがあるかを確認しましょう。
ボーカル…マイクは持参か借りるのか、マイクスタンドはいるのか、ボーカル以外に楽器を兼ねるのか、兼ねるならなにをやるのか。
ギター,ベース…位置はどこか、アンプは何を借りるのか(ライブハウスのHPに載っています)、電源タップはどこに欲しいか。
ドラム…持ち込みはあるのか、セッティングはどうするのか。
キーボード…持ち込みか借りるのか、必要なものがあるのか。
事前にメンバーに確認を取り、主催者に連絡しておきましょう。
また、当日の忘れ物にも細心の注意を。
弾き語り
ギターなのかキーボードなのか、何で弾き語りをするのかは伝えておきましょう。
その際、音源を流しながら弾き語りをするのであれば音源の使用をする旨を伝えるのもお忘れなく。
音源については次のその他で。
その他
シンガー、ダンス、パフォーマンスなどスタイルは様々ありますが自分が何をやるのかはしっかり伝えておきましょう。
お客さんにはシークレットにしておきたくても主催者やライブハウス側にまで隠さないでくださいね?
音源を流す場合、どのような形態で用意すれば良いかはライブハウスによって様々です。
必ず確認をしましょう。
・CDに焼いて当日持ち込む
・事前にデータをメールで送る
・URLを送りそのまま流してもらう
・スマホから繋いで流してもらう
用意するときは雑音や話し声がはいっておらず、きちんと音が聞こえる状態なら大丈夫です。
これで大丈夫か不安だったら相談しましょう。必ず答えてくれるはずです。
4.まとめ
はじめはわからないことだらけなのはみんな一緒です。
途中にも書きましたが、音楽に関わらず 分からないことを分からないままにしておくのが一番よくないですからね。
さぁ、ライブを楽しみましょう!