クラシック向けサックスマウスピースの定番メーカー・モデルおすすめ6選

クラシックサックスを演奏していて、もっとキレイな音で吹きたいと考えたときにマウスピースを変えてみようと思うことありますよね。
クラシック系マウスピースは、選択肢はそれほど多くないので定番系を使っているサックスプレイヤーが多いです。
モデルの中でのサイズは、個人の好みで変わるので自分で試してみて合うもの選んでください。

サウンドハウス

クラシックではラバーマウスピースが基本

サックスマウスピースとリードとリガチャー
マウスピースには、ラバー製とメタル製がありますがクラシックでは基本的にラバーマウスピースが使われます。
稀にメタルを使用する方もいますが、吹奏楽などでは音が飛びぬけてしまいやすくなるので注意が必要です。

おすすめメーカー

サウンドハウス

SELMER

サックス本体の製造メーカーとしても有名なSELMER(セルマー)。
クラシックサックス界隈では、利用者が特に多いメーカーです。
柔軟性が高くさまざまな音色を出しやすい傾向ではありますが、主に明るく華やかな音色を好む方におすすめのマウスピースが作られています。

Vandoren

リードなどアクセサリー系でも人気の高いVandoren(バンドレン)。
SELMERよりも暗めですが、落ち着いたまろやかな音の傾向のメーカーです。
抵抗感が少ないマウスピースを好む方におすすめで、息がストンと入りやすいものが多くなっています。

サウンドハウス

定番モデル

SELMER S90

明るい音色でストレートに音が伸びるマウスピースです。
おすすめのサイズは、「180」もしくは「170」となっています。
サイズで悩む方は、180の方が特にド定番というマウスピースでバランスが良く、初めてのマウスピース選びならこちらをおすすめします。
170の方がオープニングが狭いため少ない息でも鳴りますが、息をしっかりとまとめる必要があります。

SELMER S80

S90よりも響きが強くやわらかめな音でアンサンブルや吹奏楽に向いたマウスピースです。
おすすめのサイズは、ソプラノ~テナーなら「C☆(Cワンスター)」、バリトンなら「D」となっています。
S90よりもオープニングが広く、S80 C☆とS90 190が同じ開きです。
息の量が入るモデルなのでしっかりマウスピースを鳴らすことで、よりふくよかな音を出すことができます。

SELMER Concept

SELMERが培ってきたノウハウを集結して作られたマウスピースです。
他のマウスピースより、この方向に息が入るなという方向がハッキリしているので、良い奏法がまだ分からないという初心者にもおすすめしたいモデルになっています。
明るく丸みがあり、まとまりやすい音色でそれまでのSELMERと少し傾向が異なり、Vandorenのオプティマムに近しい感覚です。
ソプラノ・アルトのみの販売となっており、それぞれ1サイズのみとなります。

Vandoren V5

鳴りや響きが豊かなマウスピースで、とても息が入りやすいモデルです。
抵抗感が少ないマウスピースを好む方におすすめです。
おすすめのサイズは、ソプラノなら「S15」、アルト「A28」、テナーなら「T20」、バリトンなら「B35」となっています。

Vandoren オプティマム

丸みのある柔らかい音が出るマウスピースです。
自然と息がまとめられるので、ビリビリとノイズがしてしまいがちな方もオプティマムならまろやかな音で演奏できます。
おすすめのサイズは、ソプラノなら「SL3」もしくは「SL4」、アルトなら「AL3」もしくは「AL4」、テナーなら「TL3」もしくはTL4」、バリトンなら「BL4」もしくは「Bl5」となっています。

Rousseau Classic

Rousseau(ルソー)は、バリトンサックスでのみよく使われているマウスピースです。
音の傾向は、少し暗めで軽めになります。
息が入りやすく鳴りやすいマウスピースのため、もっとしっかり鳴らしたい・音量を出したいという方におすすめです。
ソプラノ~テナーよりもかなり息の量が必要になる楽器ですので、今のマウスピースでは鳴らしにくくてキツイという方は一度試してみてください。
おすすめのサイズは、「4R」もしくは「5R」です。

まとめ

周りの人に使っているマウスピースの感想を聞いてみるのも参考になります。
SELMERのマウスピースは、付属品として付いてくることも多いため、吹いたことのある人も多いので聴きやすいと思います。
しかし、最後は自分で吹いてみて相性を確認するのが一番です。
お店で試奏してみたりして、自分に合うマウスピースを探してみてください。

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