いつの時代でも、楽器を始めるのはちょっと勇気がいりますね。
楽器を始めたばかりだと、自分の練習方法や演奏の仕方が正しいのか、ついつい悩んでしまうケースも。。。
そこで、これから楽器を始める方には楽器のレッスンの受講をおすすめします。
なぜ私が楽器のレッスンをおすすめするのか、ギターレッスンの体験談を元に解説していきます。
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ギターレッスンを受ける際の注意点
ギターに限らず、楽器のレッスンは基本マンツーマン形式になります。
そのため、講師を務める方との相性はとにかく重要です。体験レッスンがあるなら、ぜひとも体験レッスンを受けてみましょう。
長期的にレッスンを続けるためには、その講師のスキルだけでなく人間性が合うかどうかが大切です。
体験レッスンでは、自分のスキル(楽器を始めたばかりなのか、人前で演奏しているのかなど)と、何を教えて欲しいのかを講師に伝えます。
それに対して講師がどのような道筋を立てるのか、指導方法が優しいのか厳しいのかを確認しておきましょう。
同じパートで複数の講師がいるなら、何人か体験レッスンを受けてから選んでみてください。
選択肢があることで、より一層自分に合った講師と出会える確率が高くなります。
ギターレッスンを受けて変わった点
私がギターのレッスンを受けて変わった点は、
・正しいフォームの習得
・音楽理論の理解
この2点です。
どちらも、ギターを演奏していく上で大切なことです。それぞれがどう変わったのか、掘り下げてみましょう。
正しいフォームの習得
私は元々はベースを演奏していました。
長くバンド活動をしていく中で、自分でも作曲をしてみたいと思うようになり、ど素人な状態でギターのレッスンに参加します。
初めてコードを押さえる時は、綺麗な音が出ないのでつい力を入れ過ぎて弦を押さえてしまっていました。
ですが、私は早い段階で正しい弦の押さえ方を教わったので、そのまま悪い癖が付かずにスムーズなコードチェンジができるようになりました。
ピッキングについては独学ではかなり難しかったです。
最初はどんな握り方やストロークの仕方でも全然スムーズに出来ず、何が正しいか全く分からなかったからです。
講師からも、「ピッキングはプロのギタリストでも個人差が大きいから、正解ってのは無いんだ。」と言われました。
それでも、ピックを当てる角度やストロークの基礎はしっかり学べたので、ミスピッキングが徐々に減っていき、安心して演奏に集中できるようになります。
押弦やピッキングに悪い癖が付いても、ある程度の技術やスキルは習得可能でしょう。
ですが、壁にぶつかった時に癖を矯正するとなると、沢山の時間と労力が必要です。
長期的な目線で見ると、最初にレッスンを受講した方が早く上達できます。
音楽理論の理解
作曲をするためには、音楽理論が必要だと思っていました。
中には音楽理論やコードが分からなくても曲を作れる天才肌の人もいます(私のバンドにもいました)。
ですが、凡人な私がバンド内で曲に対する提案をするには、最低限の音楽理論という言語が必要です。
私の音楽理論講座は、コードの仕組みから始まり、メジャースケールやマイナースケールなどの解釈、王道なコード進行や代理コードなどを教えてもらいました。
和音に疎いベーシストにとっては、どの勉強も新鮮で楽しかったです。
音楽理論を学べたおかげで、ノンダイアトニックコードを意図的に使ってみたりと作曲の幅が広がりました。
現在はレッスンは受けていませんが、このレッスンで学んだ音楽理論は、一生私を支えてくれるでしょう。
まとめ
ギターのレッスンを受ける際には、体験レッスンなどを使って自分と相性の良い講師を探しましょう。
長くレッスンを続けるためには、講師のスキルだけでなく、人間性の相性が大切です。
私はギターレッスンを受けて、正しいフォームと音楽理論を学ぶことができました。
どちらも、レッスンを辞めた現在でも役に立っています。ギターレッスンは、私にとって最もコスパの良い練習方法になりました。
これからギターを始める方も途中でつまづいた方も、素敵な講師を探してその後の音楽人生をより楽しい時間にしてみましょう。