ジャズ・ポップス向けサックスマウスピースの定番メーカー・モデルおすすめ6選

ジャズやポップスを始めたい、もっとカッコイイ音が出るマウスピースに変えたいというときにどれを選んでいいか迷いますよね。
自分の好きなプレイヤーを参考にしようと思ってもヴィンテージ品や、初心者には扱いにくいじゃじゃ馬的なマウスピースを使用していることもあります。
まずは定番モデルをチェックして自分好みのマウスピース選びの参考にしてください。

ジャズ系マウスピースは選択肢が幅広い

ジャズやポップスなどで使われるマウスピースは、プロの使用しているものを見てもかなり幅広いです。
素材だけ見てもラバー・メタルどちらも選択肢に入ります。
よりパワフルな音で吹きたいならメタル、柔らかさを残したいならラバーが目安になりますがメーカーやモデルによっても傾向はさまざまです。
同じジャンルの中でも音色の幅も広いので、プロによく使われているメーカーもバラバラなうえ、使い分けをしていることもあります。

おすすめメーカー

MEYER

ジャズ系マウスピースといえば、まず出てくるのがMEYER(メイヤー)です。
古くから愛用され、ヴィンテージ品も人気ですが現行品も多く使用されています。
さまざまなモデルやサイズが展開されており、より自分に合うマウスピースを探しやすいメーカーになっています。

YANAGISAWA

サックス本体の製造でも有名な日本のメーカーです。
作りの丁寧さがあり、プロプレイヤーからも愛用されています。
ラバーはあまり使われませんが、メタルはかなりおすすめです。

ラバーの定番モデル

MEYER ハードラバー

MEYERのラバーといえば、超ド定番。
迷っている方は、とりあえず試してみることをおすすめします。
反応が良く、華やかな音で演奏できますしオープニング・フェイシング・チャンバーのサイズがそれぞれ選べます。
まずは中庸な5MMを吹いてみてから、違うサイズを試して自分に合うものを探してみてください。

SELMER soloist

SELMERの中でよくジャズ・ポップスに使用されるモデルで、温かく柔らかめな音になります。
昔から愛され多くのプレイヤーに使われているモデルで、ソロイスト特有の丸い音を好む方におすすめです。。
ただし、ヴィンテージ品はショートシャンクですが、現行品ではロングシャンクになっているという違いがあります。

Claude Lakey オリジナルシリーズ

ラバーでもかなり音量の出るマウスピースです。
太くエッジの効いたパワフルなサウンドですが、コントロールが難しめなので慣れが必要になります。
ラバーのまろやかさを持ちつつ、ガツンと吹きたい方におすすめです。

メタルの定番モデル

YANAGISAWA メタル

初めてのメタルでもチャレンジしやすいマウスピースです。
メタル系の中でも安めなのも嬉しいポイント。
音色は、パワフルでエッジも効いていますが若干落ち着いた印象になります。

OttoLink オリジナルメタル

テナーサックスで特に利用されるマウスピースです。
ダークな音色でサブトーンを使用したプレイに向いています。
有名プレイヤーでは、ジョン・コルトレーンのようなプレイを好む方はぜひ試してください。
ヴィンテージ品も人気で、昔のオットーリンクを意識したモデルもさまざまなメーカーで発売されています。

DUKOFF

メタルらしいエッジがしっかりと効いたサウンドになっています。
豪快な演奏を好む方におすすめですが、若干のじゃじゃ馬感がありコントロールが難しいうえ、良い1本に出会うのが難しいマウスピースです。
人気のマウスピースではありますが、初めてのメタルでデュコフを使用するのはハードルが高く、あまりおすすめできません。
できれば違うモデルでメタルに慣れてから使用してみてください。

まとめ

ジャズ・ポップスでは昔から愛用されているマウスピースの評価が高い傾向にあります。
特にヴィンテージ品の評価が高いですが、かなり高価になってしまうことと状態の良いものは探してもなかなか手に入らないものです。
マウスピースも消耗品なので、メインでヴィンテージ品を使用している方でも現行品と兼用している方も少なくありません。
ヴィンテージ品に憧れがある方も現行品から自分に合うものを見つけておくと安心できるので、定番モデルを参考に1本選んでみてください。

サウンドハウス
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