楽器レッスン・練習で使えるスマホアプリ!メトロノームや速度変更を簡単に

レッスンで使用する道具は、
メトロノームやチューナーのような
定番のものから、
曲の速度変更のための機材など
さまざまありますよね。

自宅や機材が整ったスタジオであれば、
いつも通りのレッスンができますが、
機材が無い場所でもスマホアプリを利用すれば
充実したレッスンができます。

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サウンドハウス

メトロノーム&チューナーアプリ「Smart Metronome &Tuner」

メトロノーム機能
メトロノームとチューナーがセットになっており、
よく使われる機能が1つのアプリ内で
簡単に切り替えできます。

メトロノーム機能

リズム変更
テンポの変更は、
+-ボタンによる微調整と
数字の直接入力に対応。

多くのメトロノームアプリは、
スライドと+-での調整ですが、
直接入力によりすぐにテンポを変更できます。

アプリならではの利便性として、
拍子の変更はもちろん、
「8分音符」「三連符」「16分音符」での
クリック音の追加も簡単なので、
リズムトレーニングなどレッスン内容に合わせて
スムーズに変更できる点も使いやすいです。

さらに、16ビートやボサノバ、
ラテンなどさまざまなリズムが入っており、
カスタムで好きなリズムの設定も可能なので
活用しやすいメトロノームアプリになっています。

サウンドハウス

チューナー機能

チューナー機能
チューナーは、針が表示され
高低のズレが分かりやすく、
右上には数字で音程の差が表示されます。

基準となる音程も
440や442だけでなく、
1ずつ調整できるため
好きな音程でチューニングでき、
演奏ジャンルなどにも柔軟に対応可能です。

また、スピーカーマークをクリックすると
チューニングしたい音を鳴らすことができます。

曲の速度変更、ループアプリ「Audipo」

Audipo
Audipoは、
iTunesやApple Musicと連携して
曲を再生できます。

楽曲をダウンロードすれば、
いつでも手軽に利用できるため
利便性が高いアプリです。

CDで音源を持っているなら
iTunesを利用して
パソコンから取り込るところ
活用のしやすい点ですね。

また特徴的な縦に並んで表示される
シークバーにより、
曲の再生したい箇所を
探しやすくしています。

サウンドハウス

速度変更機能

速度変更機能
速度設定で、
「0.5」「0.75」「1.25」「2.00」倍速の
切り替えが簡単にできます。

さらに、
+-ボタンやバーをスライドさせ、
無段階での調整も可能なので
少しずつ速めたり、
生徒に合わせた速度での再生が
可能です。

音源と一緒に演奏することで、
より実践的なレッスンになります。

しかし、慣れないうちや
テンポの速い曲では、
一緒に演奏するのは難しい場合もあるので
速度を調整できるアプリはとても便利です。

ループ(リピート)機能

ループ機能
開始位置と終了位置を指定して、
繰り返し再生することができます。

リズムが分かりにくい場所を
繰り返し聞いてみたり、
一緒に演奏してみたりして感覚をつかめます。

自分のパートだけなら演奏できても、
他パートが入ると
分からなくなることもあるため、
使える場面は多いです。

速度変更機能と組み合わせて使えば、
ゆっくりから徐々に慣れていくことができます。

録音アプリ「PCM録音」

PCM録音
リズムのズレや間違えている点など、
フィードバックをより分かりやすくするために
演奏を録音します。

録音した音声を聞くことで生徒は、
客観的に自分の演奏を理解できますよね。

録音なしで「ここが遅れてる」と指摘しても、
遅れてると言われたから遅れてるんだろう
という理解に陥りやすくなります。

録音を聞きながら、
「このタイミングが遅いよね?」と指摘して
生徒も一緒に理解できた方がいいですよね。

すべてを録音しないまでも
苦手な箇所や難しい箇所で、
このように指摘することで
納得感を持ちながら
レッスンを進められます。

専用アプリを使うメリット

録音アプリは、
ボイスメモなど
スマホの標準アプリもありますが、
音質が下がってしまうため
楽器演奏の録音に向いていません。

音を聞く際、
音色は分かりやすい要素です。

生徒が自分の音がすごく悪い
と感じてしまい、
良い音で演奏できていても
自信を持てなくなる可能性があります。

また、楽器の音量によっては、
音割れして聞き取りにくいことも。

そこで、少しでも
良い音質で録音した音声を
聞かせてあげることがおすすめです。

録音専用のアプリを利用することで、
高音質で録音が可能になります。

まとめ

今回紹介したスマホアプリは、
自分の練習でも使えるものです。

アプリを使っていると
レッスンや練習以外でも
「チューナーを忘れた」
「ここだけ取り出して練習したい」など、
いざという時にも利用できます。

生徒にも同じアプリを使ってもらえば、
レッスン内容の復習も
してもらいやすくなりますので、
ぜひ活用してみてください。

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