音楽教室ってどんなところ?在勤講師がお話しします!

こんにちは、会田です。

最近都内では数も増えてきて
利用者も増えつつある音楽教室。

一般的に音楽の習い事といえば
ピアノが大多数かと思いますが、
ここで言う音楽教室ではピアノはもちろん
ボーカルやギター、ベースなど
様々な楽器を習うことができます。

そんな音楽教室の実態を
在勤講師目線でお話しします!

 

教室選び/教室の特徴

システム

学校のように先生がいて生徒がいて、
というスタイルは基本的にはどこも同じだと思いますが
教室によって様々な特徴があります。

例えば授業時間
「1時間で1コマ」
「1時間半で1コマ」など設定されている時間は様々です。
場合によっては2コマ連続で
受講が可能な場合もあります。

通われる際は
自分の都合の良い授業時間なのかも
確認すると良いでしょう。

多くの教室では
入校前に体験レッスン等が設けられているので、
いくつかの教室をみて回ったり
気になることを聞いたりするのがいいと思います。

講師としても、
メールなどで伺うだけでは
わからないことの方が多いので
実際に会って話しながら
レッスンを受けてもらうのが一番良いです。

ネットの情報だけでは
わからないこともたくさんあります。
電話をしたり
実際に話を聞きに行って
確認することを勧めます!

何ができるのか

実際に通われている生徒さんに
最初に聞いているのが、
「何をやりたいですか?」ということ。

例えばボーカルならば、
「発声や呼吸などの基礎を見てもらいたい、改善したい」という
目的で通っていたり、
「この曲を歌えるようになりたい」という
具体的なものがあったり。

そういった目標があれば
生徒さんと一緒講師自身も
目標の達成感を得られるのですが、

そもそも生徒の要望などは二の次にして
決められたカリキュラムをこなしていくような
レッスンスタイルも存在します。

自分に合う環境なのかは
判断は自分自身です。

通う時になぜ通うのか、
その目的が満たされるのか

教室選びの軸になるかと思います。

講師の気持ち

意思疎通

私が勤めいている教室は
マンツーマンレッスンで
1時間1コマの時間割です。

なので会話は必然なワケですが、
これが難しいという方も中にはいます。

純粋なコミュニケーション能力の問題かと思うのですが、
こちらが質問などの投げかけをしない限り
返答をもらえないくらいキャッチボールがままならないのです。

私自身はこの場合発信者側ですが、
受信をしてくれているのかどうかもはっきりと意思表示をしてくれないと
改善できることもできなくなってしまいます。

わかりやすく言うと、
具合が悪くて病院に行ったけれど
「どこか悪いのですか?」と
聞かれて頷くことしかしない、という感じ。

これでは
正しい診察ができないですよね。

マンツーマンレッスンでは
他に生徒がいないメリットとして
自分自身のために恥ずかしくても、
お話をして欲しいです。

 

モチベーション

レッスンがお仕事帰りの方、
学校終わりの子、
日常生活で疲れている方…
来る方によって
その日のモチベーションが様々です。

今日は前向きにレッスン出来なさそう、
という場合は
無理にいつもと同じメニューはやらずに
簡単にできることや疲れを解せるようなことを取り入れます。
ストレスとなってしまっては悲しいですし、
楽しいという気持ちは
常に持っていて欲しいと言う思いです。

疲労だけでなく、
単純に体調が悪い日も素直に
「今日はあまり調子が良くなくて…」と言ってくれれば
無理ない範囲でレッスンを行なっていきます。

これらは講師の仕事の一つだと思っているのですが、
生徒さんに音楽に向き合うことへの楽しさを持ってもらうこと
とても大事だと思います。
音楽へのモチベーションは
仕事となってしまえば別ですが、
趣味である限り自由に楽しめることです。

レッスンに来てもらっているからには
一緒に取り組み、
あわよくば一緒に成長していけたらなと思っています。

 

生徒さんから見れば
先生というのは一種の壁と
感じてしまうかもしれません。

しかし、
せっかくレッスンに行っているならば
是非頼ってください。

悩みがあったら
相談してください。
一緒に考えて
解決していきましょう!

きっと先生と呼ばれる人は
皆さん同じ思いです。

実際の生徒さん、いろんな方がいます

 

 

ーギターを10年近く弾いてきて、今度はバンドでキーボードやシンセサイザーを弾いてみたい。

「コードやリズム感はギターと同じなので、
鍵盤を触ることに慣れていきましょう。
弾き方さえ覚えれば少しずつ掴めます!」

この方は
それこそ音楽の基礎知識は十分あったので、
鍵盤に触れることに特化したレッスンをしています。

簡単に弾ける曲から始めて、
最初はコードを押さえるだけで精一杯だったのが
たった数回のレッスンでリズムをつけて
さらに譜面も覚えて弾けるようになりました。

できることから紐づけて取り組めば
新しいことにもチャレンジできるのです。

 

ー音程を取るのが苦手で、自信をもって歌えるようになりたい。

「音を聞いてからなら音が取れています!
ハミングで音階を歌う時もしっかり出来ているので、
出来るところから練習しましょう!」

いきなり曲を歌わずに
まずはハミングでしっかり発声練習を。

曲を歌う時に音が取れなくなってきたら
ハミングで一度出してみて。

どうしても先を急いでしまいがちな方ですが、
ゆっくり道筋を辿ればしっかりと歌えました。

本人からも
「家でできる練習方法ってありますか?」と
聞いてくれたように
意欲的に取り組んでいるため、
かなり改善されてきています。

 

気軽なイメージで

どうしても音楽の習い事といえば
クラシックピアノがメジャーかと思いますし、
お堅いイメージがある方もいると思います。

しかし最近の音楽教室は
もっと気軽に通えるような
雰囲気の教室が増えてきました。

音楽を趣味とする方が
増えているというのもありますし、
何より都内や中心部の駅に
教室を構えている場所も多いです。

気になっている方は是非一度、
足を運んでみてはいかがでしょうか。

サウンドハウス
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