カホンを録音する方法は?カホンのマイキングで音が変わる?

ドラムの代わりにカホンを使っている方も多く、カホンの音を録音したいという方もいます。

カホンの録音にはどのような方法があるのでしょうか?

一般的にマイクを使って録音する場合が多いですが、上手くカホンの音を拾うためにはマイキングも重要です。

今回は上手くカホンの音を拾う録音方法を紹介します。

サウンドハウス

カホンを録音する2種類の方法

カホンの音を録音する場合、カホン用のピックアップを使う方法とマイクを使って録画する方法の2種類があります。

それぞれの方法について詳しくみていきましょう。

カホン用のピックアップを使う

カホン用のピックアップは各メーカーから販売されているものがあります。

有名なものとしてはArco PU-4CllCANNY CHMP-1 cuernoなどがあります。

Arco PU-4Cllはカホンの内部に置いてカホンの音を拾うタイプで、CANNY CHMP-1 cuernoはサウンドホールに取り付けるタイプです。

このようなカホン用のピックアップを使えば、手軽にカホンの音を録音することができます。

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マイクを使って録音する

マイクを使ってカホンの音を録音するという方法もあります。

マイクを使う場合はダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があります。

ダイナミックマイクの場合はマイク自体に電源を供給する必要がなく、耐久性に優れているため壊れにくいです。

また、無駄な音をあまり拾わないため、ハウリングも発生しにくいといった特徴があります。

しかし、コンデンサーマイクと比べて感度が低いので、高音質でのレコーディングなどにはあまり向いていません。

コンデンサーマイクの場合は、感度が高く幅広い周波数の音を拾うことができます。

しかし電源の供給が必要でノイズや雑音を拾いやすいといったデメリットもあります。

マイクを使って録音する2つの方法

マイクを使って録音する場合はどのような方法があるのでしょうか?

一般的にカホンの音を録音する場合は、サウンドホールからカホンの内部にマイクを入れて録音する方法と、カホンの外にマイクを立てて録音する方法があります。

ここでは、それぞれの方法の特徴と録音できる音質について説明していきます。

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カホンの中にマイクを入れて録音する

サウンドホールからカホンの中にマイクを入れて録音する場合は、ダイナミックマイクを使用した方が良いです。

その理由としては、カホンの内部は音が大きく激しいため、感度の良いコンデンサーマイクは故障してしまう可能性があるからです。

マイクをカホンの中に入れることにより、カホン内部の反響音を拾うことができます。また、カホンの内部に響く低音も拾うことができるので、迫力のある音を録音できるのが特徴です。

しかし、カホンの打面を叩くアタック音をあまり拾うことができないというデメリットもあります。

カホンの外にマイクを立てて録音する

カホンの外にマイクを立てて録音すると、カホンの打面を叩くアタック音を拾うことができます。

その際に、高音質で幅広い周波数の音を拾いたいのであれば、コンデンサーマイクを使用しましょう。

しかし、迫力のある低音を拾うことができないことが、この録音方法のデメリットとなります。

カホンの音を上手く拾いたい場合は中と外にマイクを設置しよう

マイクを使ってカホンの音をうまく拾いたい場合は、カホンの中と外にマイクを設置した方が良いです。

サウンドホールからのカホンの内部にダイナミックマイクを入れて録音する方法と、カホンの外にコンデンサーマイクを立てて録音する方法を同時に行うことをおすすめします。

それにより、迫力のある低音と内部の反響はダイナミックマイクで、カホンの打面を叩いた時のアタック音はコンデンサーマイクでとバランス良く拾うことができます。

実際にプロのレコーディング現場でもこの方法を用いてレコーディングすることが多いです。

本格的にはカホンの音を録音したいのであれば、カホンの中と外にマイクを設置しましょう。

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