【ビートを打ち出す】ドラマーのためのデイリーエクササイズ

みなさま、ご機嫌はいかがでしょうか。

今回は毎日少しずつコツコツと、
ということで
POPS&ROCKドラマーのための
基本的なエクササイズを
ご紹介したいと思います。

サウンドハウス

はじめに

ドラマーとして、
ミュージシャンとして
「違い」を生み出すために
コツコツひたすら毎日積み上げ続ける、
ということも方法論の一つです。

ひたすらに磨かれた技は、
それだけで人に感動を与えることがあります。

中国拳法で言うところの、
「功夫が練られておる」というやつですね笑

今回はドラムセットのパターンを
ご紹介させていただきますが
ドラムセットでなくても
椅子さえあれば実践できるエクササイズですので
ぜひ、お試しください。

ドラムセットのエクササイズ


「違い」を生み出すための
デイリーエクササイズということですが、
今回は「ビートを打ち出す」ことを
最重要と考えます。

かの高名な神保彰氏も

神保彰
「音楽の中で常に4分音符の位置を示し続けることが出来るドラマーが良いドラマーです」

と仰っています。

今回は「ビートを打ち出す」ための
エクササイズの説明をさせていただきます。

 

 

こちらの譜面を口ドラムで謡うと
(一例としては)下記のようになります。

「ドッタドドッタン/ドッタドドッタン/
タカタカトコトコダカダカドコドコ/タカタトコトダカダドコド」

この譜面のパターンを(オーソドックスなセットの場合)
両手と右足で謡いながら
左足ハイハットにて4分音符を謡い続けるのが、
本エクササイズのポイントとなります。

サウンドハウス

本エクササイズのポイント

右利きのドラマーの場合、
4WAYインディペンデンス(四肢の独立した音楽的アプローチ)の
強化にあたって一番の壁となるのが
「左足」です。

多くのドラマーにとって
左足の強化は永遠の課題です。

ドラマーは左半身(左利きのドラマーの場合は右半身)の
強化のために多くの時間を
費やしているといっても過言ではありません。

四肢の中で一番コントロールしにくい
「左足」で両手と右足から独立して
4分音符を発信するエクササイズを積み重ねることで、
自身のハラの中の
「ビート発信力」を強化することが目的です。

本エクササイズのテンポ

テンポは少なくとも
「速い」「普通」「遅い」の3パターンで
エクササイズ
しましょう。

最初はBPM90・120・150にて
エクササイズするのが良いと思います。

 

BPMとはBeats Per Minute

直訳すると「分毎の拍」となりますが
実際は「分毎の4分音符数」を表します。

例えばBPM60は
分毎に4分音符が60のテンポ
となります。

すなわち時計の秒針が時を刻むテンポと同じ
ということです。

エクササイズに慣れてきたら、
より遅いテンポ、
より速いテンポにも
対応できるようにしていきましょう。

次の目標としては、
遅いテンポはBPM60、
速いテンポならBPM180が
挑戦し甲斐があるでしょう。

また、左足ハイハットで
4分音符を謡うことに慣れてきたら、
次は8分音符で謡うことにも
挑戦することをおススメいたします。

特に、最後の3連符
「タカタトコトダカダドコド」の部分で、
やや複雑な四肢の動かし方になりますので、
良いエクササイズになると思います。

サウンドハウス

さいごに

さて、今回の
ビートを打ち出す】ドラマーのためのデイリーエクササイズ
いかがでしたでしょうか。

もちろん、ドラマーにとって
4分音符の位置を示し続けることが
全てではありませんが
強い「ビートを打ち出す」ことが出来る
ドラマーが魅力的
であることは
間違いありません。

「ビートを打ち出す」ためのエクササイズは
まだまだ他にもございます。

機会があればご紹介をさせていただきたいと思いますので、
引き続き、強い「ビートを打ち出す」ことを
追求していきましょう。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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