96猫さんやチェルシーさん、
VIP店長さんなど男性なのに女声を出したり
女性なのに男声を出したりといった性転換歌い手が活躍をしています。
声優でも、有名な声優さんとして知られる石田彰さんは
女性役を演じるなどしていますよね。
こうした性転換アーティストに憧れて
自分も男声を出したい!女声を出したいという方はいるでしょう。
そこで当記事では
男性が女声を出すためのマル秘テクを演技指導者の観点からお伝えします。
最後まで読んでいただければ
あなたも女声マスターになれるので、ぜひご一読ください。
声の性転換術①喉ぼとけを引っ込めて女声を出せ
男性であっても
幼少期から声が低かったという人は少ないでしょう。
声が低くなるのは
成長期に喉ぼとけが出ることによって引き起こされます。
これがいわゆる「声変わり」です。
もちろん男性のなかには
この成長過程が起こらず声が高いままという方もいますが
実際には多くの人は声変わりするといっても過言ではありません。
高い声を出すには、この部分が大きなヒントになっています。
つまり、喉ぼとけを引っ込めてしまえばよいのです。
まずは、鏡などで自分の喉ぼとけの位置を確認し
喉ぼとけが出ていない状態で発声する練習をしてみましょう。
慣れないうちは声が安定せず、
気持ち悪いと感じてしまうかもしれませんが
女声は徐々に作っていくのが習得の秘訣なので
焦らずゆっくりしましょう。
声の性転換術② 2種類の方向からの声のアプローチ
声を性転換させるには大きくわけて
2種類の方向からの声のアプローチが大切です。
大きく分けて以下のふたつとなります。
- 地声からのアプローチ
- 裏声からのアプローチ
地声からのアプローチは、
地声から徐々に高くしていく方法です。
もともとの声質にもよりますが
地声からのアプローチでは高い声は出しにくいとされています。
その代わりにナチュラルな女声を作りやすく
声が安定しやすくなります。
習得してしまえば、
地声からのアプローチの方が長い目でみれば有用といえるでしょう。
一方で裏声からのアプローチは、
最初から高い声を出す方法です。
声質としてはアニメ声、萌え声といった女声になります。
よって不自然になりやすいため、
他人に披露した際に気持ちがられたり
ボイスチェンジャーを使っているのではないかと
思われてしまうことも多いです。
どちらのアプローチ法を用いるかは
あなたの目指している女声の方向によりますので、
適切なものを選ぶのがおすすめです。
声の性転換術③ ウィスパーボイスで低い声をごまかそう
ウィスパーボイスというのをご存じでしょうか。
イメージしやすいところでいうと
女性声優では花澤香菜さんや能登麻美子さんです。
しわがれた声でかっこいいイメージを持つ、
ハスキーボイスとは違い、囁くような声を出すのが特徴です。
主な出し方は、簡単にいってしまえば
声をブレスのみで出すというものです。
ほかの人に聞こえないように
誰かと内緒話をした経験はないでしょうか。
いわゆるこしょこしょ話です。
なぜ女声を出すために
ウィスパーボイスを使うのが有効なのかですが。
ウィスパーボイスは基本的にお腹や喉を使わず
ブレスだけで発声するため、
男女に声の差が生まれにくいからです。
ウィスパーボイスを使用することで、
女声はもちろん出しやすくなりますし
いわゆるイケボにも代用できるのでとても便利です。
女声をマスターして活躍の幅を広げよう
女声をマスターすれば、
あなたの活躍の幅は格段に広がります。
女性が男性を演じたり
女性が男性を演じたり。
音楽に関しても、
男女の壁は時代が進むにつれてなくなりつつあります。
大切なのは、自分ができることを増やし続けることです。
当記事で学習した内容を活かしていただければ
今後のあなたの活躍に役立つのでぜひ試してみてください。