楽譜が読めないけど作曲ってできるの?

私たちの周りには、
たくさんの音が溢れています。

いろんな音楽を聞いていると、
ふとした時に、自分でも
すごく良い感じのメロディーが浮かんでくることが
ありませんか?

このメロディーが記録に残せたらいいのにな…
これが作曲の原点です。

 

作曲したいけど、楽譜が読めないもんな…

初心者だから、作曲なんてできるはずない…

 

このような理由で作曲を諦めている人は、
とてももったいないです!

実は、楽譜が読めない作曲家って、
この世にはたくさんいます。
音楽はいつでも自由。

「初心者だから」
「音符が読めないから」と言わず、
ぜひ自分に降りてきたメロディーを
記録してみましょう。

 

 

五線譜が読めなくても作曲できる!

 

楽譜というと、
いわゆる「五線譜」を思い浮かべる人が多いでしょう。

でも、通常のポピュラーソングや
ロックなどの作曲では、
五線譜の読み書きは必須ではありません。

小室哲哉さんも
楽譜が読めない作曲家として有名ですが、
アーティストの中には楽譜が読めなくて
作曲している人は多いですし、
音楽活動において楽譜の読み書きは
必須ではないことがわかります。

単純に、メロディーが浮かんだ時に
口ずさんで録音しておく方法もおすすめです。

日常の中のふとした時に
「いいメロディー降りてきた!」と思ったら
とりあえずメロディーラインを歌って
スマホで録音しておきましょう。

そのまま耳コピできる人に
楽譜に起こしてもらう方法もアリです。

音楽スキルシェアマーケットのotosica(オトシカ)では
「採譜」と言ってオリジナル音源を楽譜に
起こしてくれる音楽家を探すことができます。

インターネット上のやり取りだけで
楽譜おこしまでしてもらえますので、
「オリジナル曲を作りたいけど楽譜を作れない」
という人にとてもおすすめです。

他にも、楽器を使って作曲をする方法もおすすめです。

ピアノやギターと向き合って、
演奏しながらリアルタイムで作曲をしていくと、
思いがけないメロディーが奏でられることがありますよ。

 

コードを使って作曲しよう!

音楽を演奏するとき、
楽譜が読めない人はコード譜を見て練習しますよね。

作曲も同じく、
コード譜があれば作曲していくことができるんです。

楽譜が読めない人が五線譜を読めるようになることと、
コード譜を読めるようになることを比べてみると、
コード譜を覚える方が格段に楽です。

まずは、簡単なコードをいくつか覚えてみましょう。

 

 

音の名前〜階名

 

私たちがよく使う
「ドレミファソラシド」というワード。

実はこれって日本語ではないんです。

 

音の読み方

「ドレミファソラシド」…イタリア語
「ハニホヘトイロハ」…日本
「CDEFGABC」…英語
「CDEFGAHC」…ドイツ語

 

当然ですが、各国で音の呼び方が違います。
しかも、ドレミファソラシドが
イタリア語なのもユニークです。

まず、音名をこれから覚えるのであれば、
コードなどで便利な英語表記のドレミファソラシドである
「CDEFGABC」を覚えましょう。
(ドがC、レがDという感じです)

その後、基本的なこととして、
Cの和音がドミソ
Gがソシレなど
3つの和音を1つ飛ばしの音で作っていきます。

これの重なった和音が、
コードになります。

コード譜とは?

 

コード譜とは、
コードの動きを記したものです。

 

例えば…
・Cの和音はドミソ
・Fの和音はファラド
・Gの和音はソシレ

 

このように、
コードは重なった音(和音)の名称です。

このコードさえわかれば、
コードを並べていくことで
曲の大筋を作っていくことができます。

音楽理論や楽典などの知識があれば、
オーソドックスなコード進行がわかります。

でも、全く新しい世界観の音楽を
作り出そうと思った場合、
固定概念にとらわれずにコードを並べていくと、
まだ見ぬメロディーが生まれていくこともあるのです。

 

コードを覚えて自由に弾いてみよう!

 

まずはコードを覚えて、
実際に演奏してみましょう。

まずは作曲するというよりも、
自分で自由に音を奏でることから始めます。

ピアノでもギターでも良いので、
自分にしっくりくる楽器を演奏しましょう。

この時、ただ単にコードの音を弾いてみる
だけでもいいですし
コードの音を分散して
「ドミソ」とバラバラに弾いていくと、
アルペジオとしてメロディーを奏で始めます。

アルペジオを紡いでいくことで、
リズムが生まれ、
音楽に深みが増して
世界観が作られていくのです。

この自由に音楽を表現するステップを通ることで
作曲する際に幅が
大きく広がってきますよ。

 

 

まとめ

楽譜(五線紙)が読めなくても
作曲ができる方法についてご紹介しました。

作曲をするにあたって
五線紙の読み書きができることは
必須条件ではありません。

楽譜よりも、まずはコードを頭に入れて、
好きなコードを練習して音を紡いでいきましょう。

自分でもびっくりするような
素敵なメロディーが降りてくることも…!

サウンドハウス
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