【2020年版】DTM初心者向け!フリーDAWソフトのおすすめ5選

2020年は、外出自粛要請が発令されるなど、私達の生活が大きく変わった年になっています。

バンドマンに至っては、ライブはおろかスタジオの営業自粛によって、バンドの練習も満足にできないのが現状です。

 

そんな中、DAWを使って自宅でもDTMを楽しもうという方が増えており、DAWソフトや周辺機器の売上が好調になっています。

今回は、これからDTMを始めたい方向けに、フリーのDAWソフトのおすすめ5選を紹介したいと思います。

フリーDAWソフトの種類

フリーDAWソフトには、「有料DAWソフトの無料版」と「独立したフリーDAWソフト」の2種類があります。

まずは、それぞれのメリットについて触れていきましょう。

フリーDAWソフト(有料DAWソフトの無料版)のメリット

有料DAWソフトの無料版の一番のメリットは、「無料で有料DAWソフトを体験できる」点に尽きます。

現在は様々な有料DAWソフトが発売されていますが、それぞれ操作感や得意不得意な分野が異なります。

 

例えば、打ち込み主体の音楽を作りたいなら、「Aleton Live」や「FL Studio」などが内蔵音源の種類や操作感に優れているので使いやすいですね。

逆に、バンド系の楽器の録音が主体であれば、「Cubase」や「Studio One」の方が向いています。

 

そうは言っても、DAWソフトとの相性を探すために複数のDAWソフトを購入するのは、お財布に優しくありません。

そこで、有料DAWソフトの無料版で操作感や内蔵音源を確認しておくことが大切です。

気に入ったDAWソフトが見つかったら、そこで初めて有料版を購入しましょう。

独立したフリーDAWソフトのメリット

独立したフリーDAWソフトのメリットは、「機能制限が無い」点です。

そのため、簡単なデモ曲の制作なら録音から編集まで、この独立したフリーDAWソフトだけで完結させることも可能です。

 

無料と割り切って使うなら、独立したフリーDAWソフトの方が制限が無い分、ストレス無く使えるでしょう。

DTM初心者のためのフリーDAWソフトのおすすめ5選

ここから、おすすめのフリーDAWソフトを5つ紹介していきます。

Studio One Free

まずは、Windows/Macどちらにも対応している「Studio One Free」です。

 

無料版とは言え、オーディオエフェクトが8種類、インストゥルメント(音源)が100種類以上使えるので楽曲制作には申し分ありません。

さらに、有料版のStudio Oneを使うことでマスタリングまで全て完結できるようになるので、初めてのDAWソフトとして検討する価値は十分あります。

 

楽器の録音、打ち込み音源のクオリティ、共にバランス良くまとまっているので、ジャンルを問わず活躍してくれるでしょう。

Studio Oneは、今筆者が使用しているおすすめのDAWです。

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FL Studio(デモ版)

こちらはWindows専用の「FL Studio」のデモ版です。

 

FL Studioはデモと言いつつ、有料版のプラグインが全て使えようになっている珍しいタイプのフリーDAWソフトですね。

 

打ち込みに特化した音源が多数内蔵されているので、FL Studioはでダンスミュージックや打ち込み主体の音楽制作に最適なDAWになっています。

FL Studioは、楽器の録音を行わない方におすすめできるDAWソフトです。

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GarageBand

次に紹介するMac専用のフリーDAWソフト、「GarageBand」も優秀なDAWソフトです。

 

GarageBandの一番のメリットは、パソコン、iPad、iPhoneでの楽曲制作が可能になっている点ですね。

外出先でも録音ができるのは大きな魅力です。

 

別売の有料プラグインを追加することもできるので、ミキシングからマスタリングまで、GarageBandだけで完結させることができます。

 

また、GarageBandは同じMac専用DAWソフトの「Logic Pro X」の機能をそのまま使えるので、Logicへのアップグレードもスムーズに行えるでしょう。

GarageBandは、Macユーザーに特におすすめのフリーDAWです。

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Reaper

次に紹介するのは、Windows/Macどちらにも対応している「Reaper」です。

 

Reaperは、動作が軽い上にシンプルで使いやすいインターフェースが特徴ですね。

 

内蔵されている音源やエフェクトの数は豊富とは言えませんが、外部音源やプラグインを追加できるので、自分でカスタマイズして長く使い続けることができるでしょう。

Reaperは、何でも卒なくこなしてくれる、オールマイティなDAWだと感じました。

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cakewalk by BandLab

最後に紹介するのは、Windows専用のフリーDAWソフト、「cakewalk by BandLab」です。

 

元々は「SONAR」という有料DAWソフトでしたが、2017年に生産が中止になり、翌年にフリーDAWソフト「cakewalk by BandLab」として復活を果たしました。

そのため、DSDへの対応や複数のミキシングを管理できるリコール機能など、フリーDAWソフトとは思えない高性能なフリーDAWソフトとなっています。

 

機能が多い分操作はやや難しく感じるかもしれませんが、性能を求める方には一番おすすめのフリーDAWソフトになっています。

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フリーDAWソフトと有料DAWソフトへの私見

今回はDTM初心者向けにフリーDAWソフトを紹介しました。

 

もし、DAWソフトに慣れてDTMを長く続けていけそうなら、有料DAWソフトへアップグレードすることをおすすめします

その理由は、有料版を使うと機能と音質共に向上するので、アナタの楽曲のクオリティをより一層引き上げてくれるからです。

 

機能が増える分作業時間の短縮に繋がるので、コスパの良い選択となるでしょう。

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