こんにちは、Anotherです。
「マルチタスク」の危険性について
知っていますか?
DTMで作曲をしていると、
どうしても作業量が多いので
ついつい気をつけていても、
「マルチタスク」をしてしまいます。
実は、「マルチタスク」をすることで、
イメージ通りの曲が作れなくなってしまう
こともあるのです。
今回は、「マルチタスク」が
脳にどういった影響を及ぼすのか、
イメージ通りの曲を作りたいなら
「マルチタスク」をしてはいけないの理由を
解説していきます。
マルチタスクとは
「マルチタスク」は、
同時進行で物事を進めている状態のことを言います。
この「マルチタスク」は、
脳が様々な領域を数秒刻みで、
瞬時に切り替えている状態です。
人間の脳は
「マルチタスク」をするようにはできていないのです。
しかし、多くの人は
マルチタスクをしている状態を
好む傾向があります。
作業が効率よく進んでいるように思えていても、
精神的に満足しているだけで、
成果に繋がらないことがほとんどです。
結果、脳がすぐに
疲労してしまったりしてしまうのも
「マルチタスク」が原因だったりします。
DTMにおける「マルチタスク」
では、
「DTMでマルチタスクをしている状態ってどんなとき?」
と感じている人がほとんどだと思います。
SNSやメールを見ながらDAWを操作したり、
誰かと通話しながら作業をしたりしていませんか?
例えば、「サビを作成しているけど、途中でBメロの修正」
「考え事をしていて意識が定まっていない」場合も、
物事を同時進行で進めていることになりますよね。
こういった状態が、
DTMにおける「マルチタスク」に
なってしまっているのです。
DTMでは、気づかぬうちに
「マルチタスク」の状態になってしまうので、
自分が同時進行で作業をしていないか、
常に客観視していかなくてはなりません。
イメージをタスクに落とし込む
イメージ通りの曲を作りたいのなら、
「マルチタスク」をするのではなく、
思いついたアイデアなどをメモして、
1つの「シングルタスク」に落とし込みましょう。
「シングルタスク」に落とし込むときは、
できるだけ作業を細分化するといいです。
例えば、今日は「イントロのドラム作成」
「ギターのバッキングを録音」のようにしましょう。
面倒だなと思うかもしれませんが、
1つのことに集中することが
イメージ通りの曲を作るためには大切です。
お気に入りのアーティストの曲を聴いているときも、
気に入った部分があったらメモをして
「どこが気になったのか」
「自分の曲に活かせることはないか」と、
メモをしたらやることを、
細かくタスクに落とし込んでみてください。
丁寧にこなしていく
「マルチタスク」に陥ってしまうと、
作業が雑になるので、
作品の質も悪くなってしまいます。
そこで、作業を1つずつ、
丁寧にこなしていくことを意識してみることで、
徐々にイメージを形にできるようになります。
丁寧にこなしていくと、
作業していても疲れにくくなります。
もちろん、「マルチタスク」を
しないことは大前提です。
小さなことでも、
常に丁寧に取り掛かることで、
作品の質も上がっていきます。
1つのことに集中すると、
「マルチタスク」に陥ってしまうことも
なくなりますよ。
まとめ
今回は、イメージ通りの曲を作りたいなら
「マルチタスク」をしてはいけない理由を
解説していきました。
イメージ通りの曲を作りたいなら
「マルチタスク」にならないように
上記、2つの方法を実践してみてください。
イメージをメモして、細かくタスクに落とし込んで、
1つの作業を丁寧に取り組むことで、
曲の完成度に少しずつ変化を感じられると思います。
楽しくDTMをするためにも、
心身とも疲労しないように
継続していきましょう!