作曲と編曲の違いってなに?実は編曲こそクリエイティブ!!

あなたは、作曲と編曲の違いを
しっていますか?

作曲は「メロディを作る」こと、
編曲は、「それ以外の部分を作る」ことです。

この二つを比べると、
作曲の方が目立ちがちですが、
そもそも作曲と編曲の違いは様々あり、
目指すゴールも違います。

そして、実は、
作曲よりも編曲の方が
クリエイティブなのです。

つまり、あなたが
「このベースかっこいい!」とか
「このイントロいいな」と思ったその音楽は、
作曲者ではなく
編曲者が作っていることが多いのです。

今回は作曲と編曲の違いを知ることから始めて、
編曲のすごさに迫ってみたいと思います。

作曲と編曲の違いは?

まずは、作曲と編曲の違いについてです。

この二つの違いを簡単に言うと、
作曲は「楽曲のメロディーを作ること」で、
編曲は「原曲にアレンジをすること」と言えます。

また、作曲には音楽的なセンスが必要ですが、
編曲には音楽的知識と演奏技術、
経験が必要です。

最近のアイドルやタレントさんが曲を書いて
リリースした場合の多くは、
実は裏に編曲をする人がちゃんといて、
作られた曲(メロディ)に対して
コードやベース、リズム楽器によって
肉付けをしていくことで一つの作品になります。

全てを制作している人もいるとは思いますが、
全員がそうとは言えません。

例えば、【Dreams Come True】(いわゆるドリカム)は
ボーカルの吉田さんが作曲を担当し、
ベースの中村さんが編曲を行うことで
楽曲としての形を作っていました。

二人の相性がとてもよく、
吉田さんのメロディーを
中村さんが絶妙にアレンジすることで、
世の中に数々の名曲を生み出してきたのです。

こういったユニットによる
作曲・編曲はよくあることで、
これは一つの形として
世の中に認められています。

このように、作曲と編曲は
一般的な認識とは大きく違うと言うことができます。

編曲って何をやるの?

編曲とは、
「原曲にアレンジをすること」ですが、
実際にはどのようなアレンジをするのでしょうか。

編曲は、
様々な音楽ジャンルなどに対して
対する知識や奏法を駆使して
作曲者がつくったメロディに対して
アレンジを加えて作品をより良いものにしていくのです。

例えば、人気アーティストが歌う
バラードならば、楽器編成はどのようにするのか、
ストリングスを入れるならば
どの楽器を何台用意して人数はどうするのか、

ベースはエレキベースにするのか、
コントラバスにするのか、
ギターはアコースティックかクラシックか…などなど、

実に多くの楽器や演奏方法
その時の流行などを敏感に感じ取って考えなければならないのです。

他にも、バンド編成の原曲を
ピアノ伴奏のアレンジに変えたり、
オーケストラや吹奏楽の編曲に変えたりします
(逆のパターンもあります)。

編曲と一言で言っても、
その内容や守備範囲はとても広いのです。

編曲に求められるものとは

今の時代、
作曲と編曲はどちらも
力を身につけておかなければならないと言われています。

編曲をする上で求められるものは、
ずばり

「聞く人の心を掴むこと」

です。

どうやってつかむのかと
疑問に思われるかもしれませんが、

楽器の音の流れやハーモニー
メロディを活かすコーラスの音の動きを考え、
楽曲の全体の雰囲気や流れを崩さずに
当てはめなければなりません。

それは、時には真っ白なパズルを
当てはめるようなものですし、
とても小さな針に糸を通すような、
気の遠くなる作業です。

ですが、それが完成した時、
それが聞く人の心を掴んだ時には
、間違いなく「名曲」と言われるものが
誕生します。

まとめ

編曲は、
作曲されたメロディを
作品として形成する重要な作業です。

最近は作曲と編曲
どちらもやることが基本的と言われていますが、
作曲しかできない人は世の中に多いので、
編曲する力をつけておくことは、
重要なことだと言えます。

ぜひ、音楽知識や演奏技術を身につけ、
クリエイティブな編曲で
「名曲」を世の中に生み出していきましょう。

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