良いリードが見つかったら、
長く大切に使いたいですよね。
保管の仕方が悪いと
せっかくの良いリードも
早くダメにしてしまうことがあります。
人によって方法は違いますが、
一般的な方法と番外編で
ちょっと変わった方法もご紹介します。
リードの扱いは要注意!
リードは、
葦という植物でできています。
そのため演奏していると
唾液などの水分を吸い、
湿った状態になります。
この状態で
適当にその辺に置いておいたり、
雑に扱ってしまうと
乾燥したときに変形したり、
状態が悪くなってしまいます。
見た目でも分かるほど
変形した場合は、
先端が波打って
音がうまく鳴らなかったりと最悪です。
リードの保存するために大切なポイント
リードの先端が波打つことがある
と言いましたが、
これを防ぐために
平面の上でリードを保存することが
大切です。
これにより、変形しにくくなり
最悪の状態を避けることができます。
リードケースでの保存がおすすめ
「リードケース」という
リードの保存のためのケースがあります。
5枚~10枚程度入るものが一般的で、
リードを置く面と
蓋つきで開閉します。
リードを置く面には種類があり、
ガラスになっていて上に置くだけのものや
プラスチック製で1枚ずつ小分けにできるものがあります。
リードケース使用時の注意点
リードケースを使うときには
多少注意点があります。
ガラス製の場合は、
リードを置いているだけなので
上下逆さまに開けてしまうと、
リードを落としてしまう可能性があります。
落としたときに
先端が割れてしまうアクシデントに
見舞われることもあるので注意してください。
小分けになっているタイプでは、
リードを入れるブロックが
サイズぴったりになっているので
先端をぶつけて痛めてしまわないように
気をつける必要があります。
最初についてるプラスチックケースはダメ?
メーカーによりますが、
Vandorenなどでは
1枚ずつ個包装になっていて
プラスチックのケースに入っていますよね。
これで保存している人もいますし、
形がしっかりとして変形しにくくなっているので
ダメということはありません。
湿度を安定させるリードケース
リードヴァイタライザーケースなど
リードの湿度を一定に保つタイプがあります。
ヴァイタライザーケースの場合、
保存剤の小袋を専用ケースに入れて使います。
3パターンの湿度があり、
湿度が高いものは
湿った状態からの変化が一番少ないですが、
カビやすくもなるので、
練習頻度が高い人向けです。
あまり練習できない人は
湿度の低いものを使うとカビにくくなります。
湿度が低いのを使うならいらないんじゃない?
と思うかもしれませんが、
外の湿度は常に変化しますよね?
その変化がリードにも影響するため、
湿度の低いものでも使用するこで
余計な負担がかからなくなります。
番外編
ここでは、少し変わった
リードの保存方法を紹介します。
水につけておく
小瓶などに水を入れておき、
そこにリードを漬けておく方法です。
リードがかなり水分を吸うので
吹き心地も少し重ために変わるように感じます。
中には、衛生面を保つために
消毒液を含ませている人もいます。
これならカビを防ぐこともできそうです。
元のケースで保存する
買ったときについてくるケースに
そのまましまう方法です。
特に気にしない方は
そのままのケースで保存します。
紙製のケースだと変形しやすいので
注意が必要ですが
プラスチックタイプなら大きな問題は起きにくいです。
また、この方法だけに
言えることではありませんが、
練習頻度があまりに低いと
カビが発生していることもあるので
気を付けてください。
ジップロックにしまう
食材などの
保存用袋に入れておく方法です。
持っているリードの枚数が多い方は、
まとめて入れておくことで
箱よりも楽かもしれません。
ただし、良いリードには
印をつけておかないと
どれがいいリードか分からなくなってしまいます。
まとめ
リードの保存は
最低でも変形しにくいように
保管してください。
また基本的には、
多くの人が行っている
湿度を安定させる方法がおすすめです。
その方法で
あまり良い感触が得られなければ
違う方法を試してみるのもいいですよ。