アマチュアでも職業作詞家としてアーティストに楽曲提供を行う営業のコツ4選

作詞をしている方のなかには、将来作詞家としてアーティストの楽曲に携わりたいという方も多いかと思います。

しかし、実際にアーティストの楽曲に携わるというのはアマチュアからするとハードルが高いです。

スキルや実力も重要ですが、実は自分を売り込む営業の部分の努力は必要といえます。

そこで当記事では、現役作詞家の観点と経験からアーティストに楽曲提供を行う営業のコツをご紹介させていただきます。

職業作詞家としてアーティストに楽曲提供する営業のコツ4選

事務所に所属しているプロの作詞家であれば、営業のほとんどは事務所側に任せることができます。

しかし、事務所に所属していないフリーの作詞家や、アマチュア作詞家は自身で営業して仕事を取りにいかなければなりません。

作詞家というとどうしても「先生」というイメージがつきまといますが、アーティスト側から依頼されるようになるまでには実績や経験が必要になるのです。

実績や経験を積むためにはひとつでも多くの仕事をする必要があります。

多くの方はブログやサイトなどで作品を公開していれば、誰かがそのうち声をかけてくれるだろうと勘違いしているケースが多いです。

待っているだけでは仕事はきませんので、名前の売れていない駆け出しのうちは自ら営業をし、ひとつでも多くの実績を積みましょう。

具体的には以下4つを意識するとコツがつかめますので、ぜひ参考にしてみてください!

SNSなどで知人を増やす

SNSなどで知人を増やすことは仕事を獲得する上で重要です。

仕事というのはどこから舞い込んでくるかわかりません。

ツイッターやフェースブックなど主要SNSと呼ばれるツールは日本国内でも多くの人が登録しています。

なかでも音楽活動者や、音楽関係者などを積極的にフォローし、知人を作る努力をしましょう。

これは営業の前段階の準備としては有効です。

著名人とコラボし知名度をあげる

著名人とコラボし、知名度をあげることは大切です。

著名人といってもプロのアーティストではなく、インターネットなどで人気となっている方々です。

例えば、ボカロPや歌もの系youtuberなどです。

SNSの発信力のある方を含め、有名な方とコラボすることは注目度を高めます。

作詞家として活躍するには、目に見えた実績をきちんと積むことが大切なので進んでコラボしましょう。

しかし、いきなり無名のあなたが著名人とコラボするのは現実的に難しいかもしれません。

対処法としては、きちんとポートフォリオを作っておくことをおすすめします。

たとえ有名ではなくとも、実力さえ伴っていれば、コラボしてくれる方は意外と多いです。

あなたがどこの誰かわからなければ、相手も考えようもありません。

ポートフォリオには、あなたの経歴や作品集などを記載するようにしましょう。

最初のうちは無償で仕事をするのもおすすめです。

一般公募の作詞オーディションに応募する

実は一般公募の作詞オーディションが行われています。

過去には人気グループであるEXILEの作詞サポートメンバーを募集するオーディションなども行われました。

自分は知名度はないが、実力は伴っていると自信があるのであればオーディションに応募してみるのもよいでしょう。

仮に合格できなくともチャンスがもらえる可能性は大いにあります。

小さな事務所に営業をかけてみる

最初から大物のアーティストの楽曲に参加するのは難しいかもしれません。

しかし、小さな事務所であれば意外とあっさりと仕事をもらえたりもします。

確かに、小さな事務所ということは有名なアーティストの楽曲には携われないかもしれません。

ただ、場合によっては無名のアーティストや駆け出しのアーティストに接触することができるので、将来の大物アーティストの楽曲に携われる可能性はあるといえるでしょう。

仕事は自分で取りにいくもの!臆せず前に進もう

仕事は待っているだけではやってきません。

作詞家になりたいのであれば、行動あるのみです。

当記事で紹介したことは作詞家として活動していくためのコツのほんの一例です。

スキルだけではなく、売り込みの重要性を理解し、職業クリエイターを目指していただければと思います。

行動はいつか実を結びますので、臆せず前に進みましょう。

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