普段は自宅などで、デスクトップパソコンでDTMをしているという方は、スタジオやカフェで作業をしたいと思っても持ち運べませんよね。
会社員や外出頻度が多い方の場合、忙しくて家で音楽制作をする時間の確保が難しいと思います。
そこで、ノートパソコンを持ち運びすることで、スキマ時間に少しずつ作業を進めることができます。
今回は、【持ち運び重視】DTMに使用できるノートパソコン2選を解説していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう。
WindowsとMacの違い
メインパソコンを使用している方は、OSの互換性があった方が良いです。
これからDTMを始める、あるいはパソコンを新調するという方はOS選びに悩みますよね。
Windowsの場合「Macよりも比較的安く購入することができる」ことがメリットとして挙げられます。
Macの場合、Apple社が開発している「Logic Pro」という専用のDAWを使用することができます。
対応のDAWソフトなども、どちらでも対応している場合がほとんどですが
OSによって使用できるDAWが異なる場合もありますので、しっかり調べておきましょう。
最低限必要なスペック
CPU「Intel Core i5」以上
メモリ「16GB」か「8GB」
ストレージ「SSD」一択
ここでポイントは、メモリが「8GB」と「16GB」では動作や安定性が大幅に変化します。
サブで使用する場合の簡単な打ち込みは8GBでも問題ないですが、メインでも本格的な使用を求めている方は迷わず「16GB」にすることをオススメします。
CPUは「Intel Core i5」以上であれば問題ないです。
ストレージに関しては「HDD」と「SSD」がありますが、処理速度重視の「SSD」を選んでください。
容量は「500GB」程度あれば、そこまで困ることはないでしょう。
必要であれば、外付けSSDを購入して接続することもできます。
DTMにおすすめのノートパソコン
MacBook Pro
クリエイター向けとも言われているApple社の有名なノートパソコンです。
多少の値が貼ってしまっても「MacBook Pro」を購入してしまえば快適にDTMで作業ができます。
最大のメリットはApple社のDAW「Logic Pro」が使用できます。
「Logic Pro 」は、ドラムのフレーズを自動的に作成してくれる「Drummer」という機能が搭載されています。
ドラムフレーズをAIが自動的に作ってくれるので、ドラムの打ち込みが苦手な方には助かります。
そして、こちらの「Drummer」の効果的な使い方として、曲作りに行き詰まってしまったとき、自動作成されたフレーズからアイデアが生まれるということがあったりします。
Surface Pro
Microsoft社のタブレットパソコンです。
こちらもMacBook Pro同様のスペックでありながらも、コストパフォーマンスが良いです。
Windowsで快適に持ち運べるパソコンでしたら「Surface Pro」一択です。
MacOSでは使用できないフリーのDAWやVSTプラグインも、Windowsでは使用することができるのはメリットですね。
「MacBook Pro」と比べて、コストを抑えつつも外出先で気軽にDTMをしたい方にオススメです。
まとめ
今回紹介したノートパソコンを購入すれば、場所を広く取らずに外出先でもDTMをすることができます。
快適な作業を求めるなら「16GB」をオススメしますが、メインは自宅のパソコンを使っていて簡単な打ち込みだけの場合は「8GB」でも充分です。
自分の使用目的に合ったノートパソコンを選んで購入しましょう!