DTMで作業をしていたら「気がついたらダラダラと作業してしまった」
「疲労してしまう」と感じている方はどれくらいいるでしょうか。
長時間作業をしていると作品の質が下がってしまったり、雑になったりしまいがちです。
今回は、DTMユーザーだけではなく、忙しいビジネスパーソンやデスクワークをしている方に向けて
作業に疲労してしまうときに効果的な意識の改善を解説していきます。
自律神経を整える
DTMやデスクワークではPCを使用するため自律神経が乱れがちです。
長時間作業に没頭していると姿勢が悪くなってしまいます。
そのために日頃から自律神経を整える生活習慣を意識する必要があります。
朝起きたから日光を浴びることで、体内で「セロトニン」という脳内物質が活性化されます。
日頃から軽い運動を取り入れると、神経伝達物質が活性化してストレス解消にも繋がります。
とくに、良質な睡眠は自律神経を整えるために重要です。
就寝前にPCやスマートフォンを見てしまうと、ブルーライトによって質の良い睡眠が取れなくなってしまいます。
深夜に徹夜で作業をするよりも、朝早く起きて作業をするほうが確実に捗ります。
脳は朝起きてから2時間の間は「ゴールデンタイム」といって、クリエイティブな力を発揮できます。
「スロー」は副交感神経を優位にする
皆さんが疲れてしまうのは「どういうときなのか」考えたことはありますか?
「スロー」を意識することで、副交感神経が優位になり高いパフォーマンスを発揮することができます。
せかせかと行動していると客観的に物事を捉えられなくなりがちです。
疲労していると感じるのは、焦って行動してしまって「呼吸が浅くなっている」「姿勢が悪くなっている」場合があります。
そうならないためにも、普段の何気ない動作を「ゆっくり」「のんびり」にしてください。
「ゆっくり」「のんびり」を意識することで副交感神経が優位になるので、心が軽くなり「アイデア」も生まれやすくなります。
適度に休憩をする
長時間続けて作業をするよりも、適度に休憩をした方が捗ります。
例として1時間作業したら15分は休憩を入れる、体を動かして気分転換することが大切です。
休憩や気分転換をしないと自然と集中力は切れてしまい、作業が雑になってしまいます。
行き詰まってしまったら、ストレッチをしたり、散歩をしたりするのも良いでしょう。
前もって作業と休憩の時間を決めておくことが疲労しないために一番大切なのです。
弾けないと思っていたフレーズも弾ける
ギターやベースの録音をするときに、初心者だったら速いテンポで弾くことは難しいですよね。
そこで、弾けるテンポを極限まで下げて、リラックスしながら弾いてください。
なんだか少しずつ弾けるようになってきませんか?
DAWには録音したオーディオファイルの長さを変化させる機能があります。
あとからオーディオファイルを編集すれば良いです。
弾けないフレーズや思いついたメロディーは、テンポを下げて録音をしてみましょう。
まとめ
自律神経を整える習慣を作りながら「ゆっくり」「のんびり」を意識して作業すると、質の高い作品ができるかもしれません。
DTMのみならず普段の生活でリラックスすることは、ストレスを溜め込まないためにも大切です。
せかせか行動することはなるべくやめて「スロー」を意識してみましょう。
メリハリをつけて、作業疲れを改善していきましょう!