DTMで作曲を始めるために必要不可欠なDAWソフト。
様々なDAWが販売されていますが「どれを選んだらいいのか」と考えている方もいるでしょう。
DAW選びは求める機能によって変化しますし、決して安い買い物ではありません。
失敗しないためにも、それぞれの機能をしっかり把握しておきたいですよね。
今回は、定番のDAW 「Cubase」「Logic」のどちらを購入しようか迷っている方が、購入前に確認するべきことを解説していきます。
「対応OS」「機能」「価格」
結論として
- 対応OS
- 機能
- 価格
この3点を確認して選ぶことで失敗することはないでしょう。
まず、使っているマシンのOSに対応しているかが重要です。
例として
「Cubase」の場合、Windows・MacOSに対応していますが
「Logic」はWindows非対応です。
OSを確認した上で、DAWに搭載されている機能に注目することも大切です。
「Cubase」には3つのグレードが販売されていますが、下位モデルなどは機能の制限があります。
必要な機能はどのグレードに搭載させているのかを確認し、価格と見合っているのかを考えなければなりません。
「Logic Pro X」
Apple開発のDAWで、対応OSはMacのみです。
Macに標準搭載されている「GarageBand」の上位版になります。
数あるDAWソフトの中でも価格が安く、20000円程で手に入ってしまいます。
MacOS専用なので、Apple製品を使用している方は操作がシンプルでわかりやすいのでオススメです。
付属音源やループ音源も豊富なので、作曲初心者の方でも簡単に作曲することができます。
「Logic」は買い切りなので、アップグレード料金もかかりません。
「Macを持っていて低コストでプロレベルのDAWが欲しい」という方は「Logic」を選んで損はないでしょう。
「Cubase」
こちらのDAWは、Steinberg(スタインバーグ)社から販売されています。
こちらはWindows・MacOSに対応しています。
数々のプロアーティストが愛用していて、ユーザー数はトップクラスです。
Cubaseには「PRO」「Artist」「Essential」とグレードがあります。
コードアシスタント・コードトラックといった作曲支援機能が豊富なので、音楽理論が全くわからない方でも作曲が可能です。
Logicとの大きな違いは最上位版の「Pro」は価格が5万以上します。
アップグレードの度に料金がかかるため、買い切りできる「Logic」に比べるとコストパフォーマンスは良くないです。
しかし、コードの知識がない作曲初心者、使用ユーザーが多いので不明点は調べればすぐに出てきます。
初期費用はかかりますが、初心者でも買って失敗しないDAWといえるでしょう。
結局どちらがいいのか
確認するべきことは
- 対応OS
- 機能
- 価格
です。
上記の項目から考えると、今からDTMを始めるのであれば「Logic」をおすすめします。
これほど低コストでプロユースなDAWを購入できるのは、「Logic」だけだからです。
しかし、音楽理論や知識があまりなくて作曲支援機能を使いたい方は、少し値段は張りますが「Cubase」が間違いないです。
DAW選びは、何を重視するかが大切です。
それでも決められないという方は、直感で良いと思ったものを買ってみるのがいいしょう。
続けていくうちにDAWを買い直す方もいますので、まずは使ってみることです。
人間関係や恋愛も、相手と関わってみないと良いところや悪いところもわかりませんよね。
最高のパートナーとなるDAWに出会い、あなただけの曲を一緒に作っていきましょう!