【初心者向け】スマホだけで作曲できる?無料のアプリがどれくらい使えるかやってみた。

楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても曲を作ることはできます。

DTM(DAW)といったようなPCで曲を作ってしまうように。

 

そして、最近ではその簡易版とでもいうものがスマホアプリで出回っています。

けっこう話題にも上るので気になってました。

 

ほんまにスマホだけで曲が作れるならめっちゃ便利やん!

 

ということで、今回は無料のものをいくつか試してみました。

あ、すみません。

当方、Androidユーザーです!

なので、iPhoneのみの「GarageBand」などは使えておりません。

▼オーディオマガジン、ながら聴き◎音声はコチラから

Music Maker JAM

Google Playで詳細を見る  App Storeで詳細を見る

今回試してみた中で、ダントツに簡単で面白かったのがこれです。

リズムパターンや、楽器のフレーズみたいなものがすでに入っていて、それを組み合わせていくだけというものです。

クラブミュージック寄りのループサウンドが、遊びながら作れます。

めちゃくちゃ簡単で感覚的に使える


ウチの5才の娘でもできそう。

楽器は全く弾けなくても大丈夫ですし、楽譜も全く必要ありません。

 

けっこう遊んでしまいました。

音質も、そこまで悪くないので、Youtubeの動画用の曲などになら全く問題ないレベルだと思います。

あと、ラップの練習の際のビートを適当に作るみたいな使い方もありかと。

流れの中で色々試しながらできるので、それこそセンスで勝負って感じです。

デメリット

パターンが決まっているからどこかで頭打ちしそうな気がします。

あと、基本的に英語なので、やや不便です。

翻訳はしてくれるので、大体大丈夫なんですけどね。

twitterより

3分作曲-musicLine-

Google Playで詳細を見る

次によかったのがこちら。

音程を指で変化させられる面白いアプリです。

他のアプリにありそうでない機能で、これによってスマホでめちゃくちゃ使いやすくなっています。

感覚的に使えて簡単

楽器は100種類以上と、ある程度網羅されています。

楽器を重ねていくだけで、本当に簡単に曲ができてしまいます。

デメリット

和音(コード)が入らないので、コードを作るなら同じ楽器でもう1つ作らないといけないのが面倒。

楽器の種類が少ないのと、やや音がちゃちなのが気になります。

音の長さやリズムなどの細かい設定ができないので、慣れてくると面白みが足りないのかもしれません。

バンドメンバーに、なんとなくこんな感じの曲がやりたいなどと伝えるときなどには良さそう。

twitterより

TIZE – Beat Maker, Music Maker

Google Playで詳細を見る

次はちょっと異色なんですが、インターフェースがパッドなのに惹かれました。

これも英語なんで、そこの拒否反応さえなければけっこう簡単に使えます。

AKAIのサンプラーのようにパッドを叩くことで色んな音を出し、それを録音しながら重ねて曲を作っていきます。

やや楽器の要素はありつつも、難しくない

音の種類が多く、音質もいいです。

これもクラブミュージックやヒップホップのトラック制作向けでしょう。

デメリット

設定がよく分からないところがあります。

音符のような表示のときに修正していくのが面倒。

決まった音を組み合わせていくことなので、やや自由度が低いです。

twitterより

Paint Music2

Google Playで詳細を見る

これこそPCのDTMソフトの簡易版という感じです。

指で触って音の長さを決めるというのがスマホらしいです。

絵を描くように作曲できる

けっこうこまかく設定できますし、絵を描くような感じでやっていってもなんとなく曲になるところが面白いです。

楽器の種類もとりあえずそろっていて、和音も入りますし、バンドサウンドなども作れます。

デメリット

1つ1つ丁寧にやらないといけないのはけっこう大変。

最低限の鍵盤の知識がないとたぶん厳しいでしょう。

twitterより

まとめ

いくつか試してみましたが、本当に何も楽器を触ったことがなくて、DTMもやったことがない人なら、一番最初の「Music Maker Jam」から触ってみられるといいと思います。

DTMに興味がある人は、練習として最後の「Paint Music2」のようなものをやってみるのもいいでしょう。

iPhone用の「GarageBand」もこれに近いようです。

鍵盤が分かっているほうがいい。

いろいろ試してみて、なんだかんだ最低限の鍵盤楽器の知識がないと厳しいように思えてきました。

なぜなら、ポピュラー音楽では、コード(和音)理論(CとかGとか)とそれに伴うするスケール理論(ハ長調みたいなもの)でできているからです。

 

ですが!

これ、そこまで難しくないんです。

 

ちょっと本を読んである程度分かってしまえば、あとは感覚的にいけたりもします。

また、理論でガチガチになってしまわないほうが斬新なものが生み出せたりもすると思います。

岡崎体育も楽譜は全く読めない

また、コード(和音)も4つくらいしか知らないと発言しています。

それで、あんなにいろいろ作れるのですから、すごいですよね。

 

あと、DTMでも多くの作曲家はコードだったりメロディーだったりを、鍵盤で弾いています。

そこからPC上でちょっとずつ補正したり、楽器を変えたりしていっています。

 

1つ1つ打ち込んでいくよりも、かなり効率的です。

なので、鍵盤はちょっとだけでも練習してみましょう!

作曲は楽しい

子育てをするようになって感じたのですが、子供はすぐに変な歌を歌いだします。

でも、いつからかそんなことをしなくなりますよね。

最初は駄作でOK!

有名なアーティストも、クソみたいな曲をたくさん作っていたと思いますよ!

サウンドハウス
広告